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年収を上げたい人は、特定分野に特化して市場価値を高めるべし!!

年収を上げたい人は、特定分野に特化して市場価値を高めるべし!!について投稿をします。

転職活動の際、重視する上位項目に「年収を上げたい」というものがあります。

この項目は、おそらく将来的にも無くなることはないでしょう!

今日は、これからの世の中を見据えて、どういうキャリア形成をすると市場価値(つまり年収)が上がるかについて説明したいと思います。

キーワードは専門性と希少価値です。

就職活動・転職活動を通じてキャリアアップを目指す人に対し、ひとつの参考になると幸いです。

1.日本企業の雇用形態

日本の会社の中には、大きく2種類の雇用形態があります。

一般職と総合職です。

最近はこの枠組みに少しづつ変化が見られますが、まだまだこの雇用形態を維持している会社がほとんどではないでしょうか。

総合職は社内の全部署が異動対象で、全国転勤も含めながら社内でキャリアを構築するというのが一般的なスタイルです。

日本の会社は、これまでこの「総合職」を中心に会社を回してきましたし、いまでもほとんどの会社がこの方針で事業運営を行っています。

2.業務の高度化

この「総合職」という枠組みですが・・・私は当分はなくなることは無いと思います。

でも、従来通りの「総合職」とは形を変えることになるんだろうな・・・と思っています。

「総合」って、よく考えてみて下さい!?

5科目だと全科目80点くらいを目指す社員を育成することを目的にしているんですよね。

でもね・・・このやり方だと、限界があると思うんですよ。

例えば、いまの時代、どの会社も国際化とか海外に活路を見出す!って言ってるじゃないですか!?

大手企業で海外展開してるような会社になると、特にM&A、国際法務、国際税務、国際会計(ファイナンス)、情報(IT/AI)、国際マーケティング関連で高度な技術が求められるんですよ。

これは日本の全業界に共通して言えることですけど・・・・

これらの領域って、人事異動の一環で、素人が何年か取り組んで、どうこうなるとかいうレベルのもんじゃ無いんですよね(笑)。

こういう難易度の高い専門的な業務については、社内でも人材育成が追い付いていないため、中途採用で人材を補強しているのが現実なんです。

でも「総合職」という枠の中では、そんな彼らもいずれは別の部署に異動する運命にあるんですよね。

これ、効率悪くないですか!?(笑)

3.海外のやり方

ちなみに、海外(外資系企業)では「総合職」という枠組みがなく、全て「スペシャリスト」採用です。

スペシャリストって、つまり専門家のことです。

例えば、マーケティングをやっている人は、大学時代もマーケティングを専攻して、卒業後もずーっとマーケティングでキャリアを積みます。

ファイナンスをやってる人は、ずーっとファイナンスをやってるわけです。

つまり、その分野に関しては圧倒的な知識と経験が積みあがっている人材が完成します!

その一方で、日本企業の場合は、突然人事異動で来た人が「初めての業務でわからないことだらけですが、皆さんご指導よろしくお願いします!」って言って仕事を始める訳ですよね。

戦国時代みたいに日本だけで戦う分には従来のやり方でいいんですけど・・・・

海外の競合と戦っていかないといけないんですよね!?

なんでわざわざ、異動させるんですか!?(笑)

もし私が大企業の経営者だったら、絶対に先に述べた特定職種には「スペシャリスト職」を導入します。

そして、その特定職種には従来の「総合職」とは線引きをします。

私は近い将来、企業の中でこの流れがもっと加速すると踏んでいます。

そして、この流れの中にこそ、市場価値を上げるヒントが含まれていると思っています。

4.市場価値の上げ方

本題の、新時代に向けた市場価値を上げる方法です。

新時代では「総合」ではなく、特定分野に「特化」することが大事です。

具体的には、先ほども述べた・・・

M&A、国際法務、国際税法、国際会計(ファイナンス)、情報(IT/AI)、国際マーケティング関連あたりは非常に有望です。

ただし、あなたが働く業界にもよりますが、新卒でいきなりこれらの部署に配属されるってなかなかありません。

そもそもこのゾーンは参入障壁が高いです。

そこで、もし私が今20代だったら、どうするか・・・・ちょっと考えてみました。

市場価値が上がりやすいキャリア形成の一例

先に述べた特定領域に特化した会社に就職・転職を考えます。

具体的には、会計コンサルティングファーム(KPMG、デロイト、PWC、新日本など)、IT企業(AI系)に入社しておくと、非常に将来性が高いと思います。

必ずしも大手である必要はありません。規模が小さくても、専門知識・実務経験が身に着けられる会社はたくさんあります。

ただし重要なことが一つあります。

単に、そこで経験があるだけではなく、必ず+@を目指してください。

例えば「会計」の知識に「英語」が加わると一気に希少性が高まります。

希少性が高まると、競争相手が減るので、自分が多少ダメな奴でも、有利に事を運べることが多いです(笑)。

でも、そのためには、やっぱり努力しないといけないんですね。

あと、+@はあんまりニッチ過ぎてもだめです。

必ず王道を狙ってください!

そして、この+@が複数積み上げられると、希少価値は更に高まります。

結果的に、あなたの市場価値は上昇します!!

これまで述べたことを簡単にまとめると、会社にキャリア形成をお任せするのではなく、自分から長期的かつ戦略的にキャリア形成を主導していくという発想法です。

こういう思考が備わっているひとは、目的がハッキリしているので仕事でもきっと伸びるはずです。

この投稿では、あくまで市場価値を上げるという点に焦点を当てましたが、実際には向き・不向きややりがい!といった観点も含まれます。

ですので、総合的に見て自分がどうなったら幸せか?ということも踏まえて、キャリアを構築するようにしてみて下さい。

この記事も参考にしてください。

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