就活はさらに激戦に!? 海外の事例から通年採用導入による日本の未来を予測!!

「就活はさらに激戦に!? 海外の事例から通年採用導入による日本の未来を予測!!」について投稿します。

通年採用とは、従来の新卒一括採用ではなく、1年生~4年生までの間に企業側がいつでも内定を出すスタイルのことを言います(既卒も対象にしている企業もある)。

通年採用については、実は先行事例があります。

そう、アメリカを筆頭にした海外企業です!!

そもそも現在の「新卒一括採用」なるもをの採用しているのは、日本くらいで世界的にみると「通年採用」が一般的です。

日本で通年採用を導入している会社の事例を見る前に、まず海外ではどのように通年採用をしているか見ておくことで、これから将来的に日本で起ころうとしていることが、おおよそ予想がつきます。

もちろん、日本と海外は雇用環境や法律が違うので、そのまま当てはめる事はできませんが、日本は着実に「グローバル化」に突き進んでいます。

海外の先行事例を頭に入れておくことは、将来を見通すうえで非常に有益なのです。

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海外の通年採用

さっきも言いましたが、海外はそもそも「通年採用」です。

人の採用について考えた時に、日本と海外では1つ大きく違う点があります。

それは「採用形態」です。

日本は総合職という採用形態がありますが、海外は専門職(スペシャリスト)が主流です。

例えば、大学でマーケティングを専攻した場合、基本は卒業後はマーケティング職で仕事を見つけ、ほとんどの場合は一生マーケティングの仕事を行います。

就職活動の流れとしては、大学ではマーケティングを死ぬほど勉強しつつ、マーケティング関連の会社で長期インターンを行いながら実践力を身に着ける。

そして、卒業前後で企業に履歴書を送り上手くいけば内定をゲットできるといった感じで進みます。

日本と大きく違う所は、海外の大学は企業と連携しており、長期インターンシップも卒業単位に認定されることが多いこと。

それから、インターンシップで能力が認められた場合、そのまま内定に直結する事です。

ちなみに、海外の民間企業では、定年退職という制度が一般的ではないので、日本のように60歳になったら退職者が一斉に発生するなんてことはありません。

会社にとって有益な人材はいつまでも残れますし、そうでない人は定年など関係なく、クビになる非常な世界です。

新卒の求人は、社内の空いたポジションになります。そしてこの空いたポジションには、新卒者だけでなく中途も応募してきますので、内定を獲得するのはメチャクチャ難易度が高いです。

すんなり内定を得られない場合は、卒業後もインターンシップを継続し、しっかりとした実力をつけるまで実力を磨く必要があります。

このように、海外では実力主義で、非常にシビアな世界だとも言えます。

日本が足を踏み入れようとしている通年採用とは、極論こういう世界のことです。



日本に通年採用を導入した場合

日本に「通年採用」を導入した場合、どうなるでしょうか。

学生の視点と企業の視点で見てみる必要があります。

結論的には、メリットデメリットありますが、現状のままでいくと、学生にはより実力が要求され、企業にはより一層の負担が強いられるようになります。

学生の視点、企業の視点で順番にみて行きましょう。

学生の視点

①長期の海外留学に行きやすくなる
②早期内定により学業に専念できる
③ミスマッチを防ぐことができる
④本当に優秀じゃないと内定が取れない

一番のポイントは、①の長期の海外留学組にとっては有利に働くことではないでしょうか。

海外留学の壁として必ずぶち当たるのが就職活動のタイミングです。

帰国した際には、既に就活が終了していて、もう1年就職浪人しないといけないってことはザラにありますよね。

こういう無駄はなくすことができます。

企業だって、グローバル人材の獲得ニーズは高いのでこのあたりは双方にマッチします。

ちなみに②早期内定により学業に専念できると書きましたが、1・2年生の低学年で内定が取れるのは本当に優秀な人じゃないと不可能です!

みんな普通に内定が取れると思わない方が良いです。これは④本当に優秀じゃないと内定がとれないにつながります。

企業の視点

①採用コストがあがる
②採用担当者の負担が増える
③グローバル人材を採用できる

企業にとっては、新卒一括採用というスタイルはここしばらくは無くなることはないでしょう。

おそらく、新卒一括採用で80~90%の内定者を確保して、残りの10~20%を通年採用で採用するはずです。

というのが、人事部だってそんな簡単に人員は増やせませんし、毎月インターンシップの募集説明会して、採用してなんて正直やってられません。

この負荷はめちゃくちゃ大きいです。

でも、もし通年採用の割合を増やすなら、一つやり方があります。

それは、海外でやっているように、部署単位で採用するというやり方です。

例えば、マーケティング部でAssociateあたりの空きポジションが出れば、その欠員を通年採用で採用するというやり方です。

ただし、この場合は、すぐに欠員を補充したいはずなので、卒業間近の即戦力となる人に内定を出すはずです。

あとは、1年生や2年生に内定を出しても、その後色々な業界を見たらやっぱり別の会社がいい!って思う人も多いと思います。

企業は頑張って、自分の会社に来てもらうように囲い込みをするのでしょうが、可能であれば色んな業界を見たうえで、本当に自分にあった会社を見つけたほうが雇用のミスマッチは無くなるはずです。

いずれにせよ、従来のやり方よりも企業にとっての負担は大幅に増えますし、学生にとってもよりシビアに実力(即戦力)が求められるようになるのは間違いないでしょう。

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通年採用を導入している企業

現時点で通年採用に踏み切っている企業を紹介しますが、主に外資系企業と2000年以降に急速に伸びた日本企業が多いです。


ユニクロ Link

①どの学年からも参加可能。大学1、2年生も歓迎。

ユニクロが考える就職活動の主役は、企業ではなく個人。

誰かに決められたタイミングではなく、就職活動をするタイミングも個人が選べるべき。

大学1、2年生、大歓迎です。

大学1、2年時に内定をとることのメリットは何ですか?

●留学を考えているので、早めに就職活動を開始しておきたい。

●交換留学をしたいので、4年生の7月に帰国してから就職活動をしたい。

●ゼミの研究に集中したい、または、部活に集中したいので、就職活動の時期を自分で選択したい。

●自分の強みは何か、社会人になるにあたって身につけるべき力は何かを早く知れる機会がほしい。

②不合格になっても再チャレンジできる。

さらに成長した姿が楽しみだから、またあなたに会いたい。

ユニクロの通年採用では一年に一度、期が変われば再チャレンジ可能です。例)2018年3月受検 → 2019年3月再受検可

③ いつでも最終面接を。「ユニクロパスポート」発行。

下記選考フローの本部セッションに参加の上、選考を通過した方には「ユニクロパスポート」を発行。

発行から3年以内はこのパスポートを提示すれば、いつでも最終面接を受けられます。

④評価サイクルを通じた人材育成

達成度だけをみるのではなく、その「過程」も評価します。

出典:https://www.fastretailing.com/employment/ja/fastretailing/jp/graduate/recruit/allyear/

リクルートライフスタイル Link

2019年度以降の新卒採用方針について(予定)

国内9社の新卒採用を統合

1. 30歳まで応募可能
・大学3年3月~30歳以下であれば応募可
・既卒業者も就業経験者も応募可

2. 365日、通年エントリー受付

3. インターンシップの機会を拡大
・大学1年生から参加可能
・海外インターンシップ、長期インターンシップの実施

4. 地域的な制約の解消
・オンライン説明会および面接の実施

5. その他
・スーツ着用不要

出典:https://recruit-holdings.co.jp/news_data/release/2018/0117_17824.html

ソフトバンク Link

ソフトバンクが提唱する「ユニバーサル採用」では、日本の従来の新卒一括採用とは異なり、挑戦する意欲ある方には広く門戸を開き、自由な時期に自己の意思で活動を行えるようにします。

また、募集対象は新卒・既卒は問わず、一度就職をした方でも、再度挑戦することが可能です。

ソフトバンクではNo.1採用や就労体験型のインターンシップなど、多岐にわたる選考プログラムを設けており、自己の最適なアピール方法で選考に臨んでいただけます。

新卒は、入社時30歳未満の新卒/既卒/就業者が対象。
入社時期は、4・7・10月。

出典:http://recruit.softbank.jp/graduate/recruit/universal/

ネスレ Link

ネスレパスコースは全職種が対象となり、年齢・学籍・国籍など採用対象を限定せずオープンにエントリーを受け付けます。1年生からエントリーが可能です。

課題や面談のクリア、通年インターンシップを修了した人に「ネスレパス」を付与。

ネスレパスが付与された場合は、3年の4月からネスレチャレンジプログラム(社員も参加した2日間の課題解決)に参加が可能。

チャレンジプログラムをクリアした人は、「ネスレアソシエイト」に認定(事実上の内定)。

出典:https://nestle.jp/recruit/nestle-pass/nestle-pass01.html

その他、通年採用の実施企業一覧

ユニリーバ  
ヤフー 
メルカリ  
KDDI
GMO TECH 
PWC  

まとめ

現時点で、日本の「通年採用」は手探り状態といった所です。

当面は、従来通りの「新卒一括採用」がまだまだメインで、外資系企業や勢いのある一部の日本企業が「通年採用」を導入するにとどまると思います。

というのが、どう考えてもやはり企業側(人事部)に負担が大きすぎるのと、企業側に「通年採用」を運営するノウハウが蓄積されていないからです。

それでも「通年採用」にこだわる企業の狙いは以下の2点です。

①グローバル人材を採用したい
②早い段階で超優秀な学生を見つけて囲い込みたい

繰り返しになりますが、「通年採用」で内定を得るのは簡単ではないということだけはしっかりと理解しておいて下さい。

それでも、もしあなたが長期の海外留学を検討している場合、あるいは自分の希望する会社が「通年採用」を行っている場合は積極的にチャレンジしてみましょう。

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