【2269】明治ホールディングの企業研究と将来性について徹底解説!!

【2269】明治ホールディングの企業研究と将来性について徹底解説!!就職・転職活動の参考にどうぞ。

ちなみ参考にした情報は、明治ホールディングスHPのIR情報です。

IR情報をちゃんと読みこなせるようになると、得られる情報の量と質が格段に上がりますので、面倒くさがらずに読み込みましょう。

IR情報は以下を参考に。

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それでは明治ホールディングスという会社について解説していきます。


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明治ホールディングスの経営状態

明治ホールディングスは、2009年に菓子・健康食品と薬品を主体とする明治製菓と、乳製品を主体とする明治乳業が経営統合してできた会社です。

以下に、2009年から2018年までの期間、明治ホールディングスの売上高と売上原価をまとめました(単位は100万円)。


出所:明治HDのIR情報を参考に作成

明治ホールディングスの売上高は、原材料高騰の影響もありましたが、定期的に値上げを行ってきたことと、健康ブームの後押しもあって、年々増加しています。

経営統合後の2009~2014年頃までは、1兆1,000億円台の売上高だったものが、直近では1,000億円以上売り上げを伸ばし、1兆2,000億円台まで成長しています。

また、2014年頃から徐々に経営統合の好影響が出始め、売上原価率の削減にも成功しています。

次に、どれくらい儲かっているのかを見てみましょう。

以下、本業の儲けをあらわす営業利益と当期純利益をまとめた表(単位は100万円)です。

出所:明治HDのIR情報を参考に作成

原価率の削減に見られるよう、コスト削減を意識したおかげで、営業利益が右肩上がりに伸び、当期純利益率(売上高に占める当期純利益の割合)が直近で5%程度に安定しています。

欲を言えば、当期純利益比率の更なる伸びを期待したいところですが、経営統合直後と比べて、収益体質は大きく改善されています。

食品メーカー全般に言えることですが、基本的には経営状態は安定しており、ジェットコースターのように良い時と悪い時を繰り返すというのはあまりありません。

基本毎年同じような売上高と利益率で推移(景気の影響もあまり受けません)するのが一般的な特徴です。

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明治ホールディングスの事業内容

それでは明治ホールディングスの事業内容を見ていきましょう。

明治ホールディングスがメインで行っている事業は、食品(菓子、健康食品、乳製品)と医薬品の2つです。

2018年度の売上高から、この2つの事業の構成比をみると食品事業が84.2%、医薬品事業が15.8%となっています。


出所:明治HDのIR情報を参考に作成

売上高という観点では、食品事業を主体にした会社だといえます。

なお、医薬品事業はMeiji Seika ファルマ(株)という会社が運営しています。

事業内容の内訳

次に、食品事業と、医薬品事業の内訳を見てみましょう。まずは食品事業からです。


出所:明治HDのIR情報を参考に作成

食品事業を細かく分類すると、上記6つの領域に分類することができます。

発酵デイリー26.3%、加工食品14.1%、菓子9.7%・・・と構成比が多い順番に続いていますが、「発酵デイリー」とか「加工食品」と聞いてもいまいち具体的にイメージすることが難しいと思うので、実際の商品を見てみましょう。

まずは、発酵デイリーです。乳製品と乳酸菌を利用した健康食品が代表的です。食品事業全体の26.3%を占めるビジネスであり、明治ホールディングスのコア事業とも言えます。この商品群の大半は、旧明治乳業からの商品が占めています。

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次に、加工食品です。これは食品事業の14.1%を占める重要なビジネスで、旧明治乳業の商品群が多く、乳製品を加工して製造した商品が多いです。


次に菓子です。菓子は食品事業全体の9.7%を占めます。この辺りの商品群に親近感のある人は多いのではないでしょうか。就職という観点では、最も人気があり、菓子事業の配属を希望する人が多いです。

 

次に栄養です。食品事業全体の6.8%です。これらは旧明治製菓のSAVASやアミノコラーゲン等が含まれます。体育会の人やスポーツをやってきた人には、めちゃくちゃ有名な商品ですね。

最後に海外事業です。全体の3.8%と規模は小さいですが、米国、中国、東南アジアなどで現地工場と輸出を中心に海外事業を展開しています。ちなみにIR情報によると、海外事業は2026年までに現在の3.8%から10%まで伸ばすと宣言しています。

単純計算ですが、規模を現在の2.5倍に拡大する必要があります。この辺りの海外事業で、活躍できそうな人を明治ホールディングスが求めていても不思議ではありませんね。

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次に、薬品事業を見てみましょう。


出所:明治HDのIR情報を参考に作成

薬品事業は、明治ホールディングの売上高全体のうち15.8%を占めます。

国内事業が、10.4%、海外事業が3.3%となっています。

ここでも注目すべきは海外事業で、食品の海外事業と合わせて2026年までに、20%以上を目指すとあります。

薬品事業を単独で見ると、今の3.3%から2026年までに30%以上に伸ばす目標を掲げています。

これ普通に今のペースの延長で到達できる数字ではないので、何かウルトラQがありそうですね。

医薬の事業内容を見てみましょう。

国内事業の商品群です。

主に医療用医薬品のほか、農業用製品(除草剤、殺菌剤、植物成長調整剤など)、動物用医薬品も取り扱っています。

また、海外ではこんな商品を販売しています。

まとめ

以上、明治ホールディングスの経営状態と、事業内容を確認しました。

今後のポイントは、やはり海外事業です。

これは明治ホールディングスに限らず、どの会社も同じなのですが、国内市場の劇的な成長はこれ以上は見込めません。

厳密にいうと、ブランド力とマーケティング力を生かして高価格帯の商品をたくさん売る戦略は取れますが、既にそれをやっていますし、そこを更に頑張るのは限界があります。

国内の売上は規模を維持・拡大しつつ、海外での成長に全力を注ぐ必要があります。現に、先に記載したように、IR情報では、海外市場におけるかなりアグレッシブな成長戦略が描かれています。

明治ホールディングスは、ビールメーカーのように超大型のM&A(企業買収)には未だ舵を切っていません。

経営統合がひと段落ついた今、虎視眈々と超大型M&Aに着手している可能性は十分にあります。

就職活動中の人は、こういう点にも留意して企業研究を行いましょう。

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