【2020年版】電機メーカー・電子部品メーカーの就職偏差値ランキングを解説するぞ!!

【2020年版】電機メーカー・電子部品メーカーの就職偏差値ランキングを解説するぞ!!


電機メーカー

かつて電機メーカーは総合家電メーカーと呼ばれ、白物家電(洗濯機・冷蔵庫)から黒物家電(テレビ・オーディオ)までを幅広く取り扱い、技術大国日本の地位を欲しいままにしていた。

しかし、2000年ごろを境に韓国・中国・台湾の台頭により価格競争で敗れ「日本の家電」は壊滅してしまった。

もはや総合家電メーカーと呼べる企業は消え去り、それぞれの企業は独自の路線に舵を切ることに。

具体例をあげると、日立・東芝は電力・鉄道・エレベーターなどのインフラ事業、富士通・NECはITサービス、パナソニックは自動車部品や住宅関連事業に力を入れている。

環境変化に対応する形で、各企業は事業の選択と集中を進め(リストラも含む)生き残り策を模索してきたわけだが、その効果もあり最近は復調の兆しが見えている。

電子部品メーカー

一方で、電子部品メーカーは好調だ。

特に2000年以降、携帯電話の爆発的な普及により一気に市場規模が伸長した。その後も、スマートフォンや、自動車、産業用ロボット、医療、ウェアラブル端末など電子部品がありとあらゆるところに使われている。

また、日本企業の電子部品の世界シェアは約4割と、その存在感は圧倒的だ。

各メーカーも売上高に占める海外比率は7~8割と世界を相手に堂々と戦っている。

技術革新に伴い、あらゆる産業への新規開拓の余地があるため、今後も大きな成長の余地が見込める将来性のある業界だ!

前置きはこれくらいにして、就職偏差値ランキングをご覧あれ。




電機メーカー・電子部品メーカーの就職偏差値ランキング

<電機メーカー・電子部品メーカー>
※黒は電気メーカー、青は電子部品メーカー

【65】ソニー、京セラ
【63】日立製作所、パナソニック、キャノン、村田製作所
【62】シャープ、キーエンス
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↑日本を代表する企業群

【60】NEC、富士通、ダイキン工業
【59】三菱電機、TDK、日本電産、オムロン、横河電機
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↑知らない人はいない大手企業群

【58】安川電機(産業ロボット)、島津製作所、ファナック、日東電工、浜松ホトニクス
【57】オリンパス、ミネベアミツミ、アルプスアルパイン
【56】富士電機 、三洋電機、東芝★GSユアサ
【55】日本光電工業、日置電機 、パイオニア、ローム
【52】沖電気工業、ウシオ電機、富士通フロンテック 、イビデン、太陽誘電、新光電気工業

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↑準大手企業も中には経営に難ありの会社も
★東芝は現在再建中!!

<ランキング>
年収、会社の規模、利益率、将来性、などを総合的に判断して決定。

電機メーカー・電子部品メーカーの年収について

年収ランキング

※年収、平均年齢、単体従業員数の順で表示

キーエンス 2,089万円 35.9歳 (2,253人)
ソニー 1,014万円 42.3(2,428
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↑平均年収1000万円超え

横河電機 873万円 44.9(2,590)
日立製作所 872万円 41.7(34,925)
日本光電工業 840万円 40.3(3,358
TDK 816万円 43.7(5,055
東芝 816万円 43.5(3,462
オムロン 804万円 44.1(4,766
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↑平均年収800万円超え

安川電機 792万円 41.1(2,787人)
富士通 790万円 43.3(32,969
NEC 789万円 43.4(21,010
キャノン 782万円 43.5(26,075
パナソニック 768万円 45.6(61,311
シャープ 754万円 44.6(13,261
富士電機 752万円 44.3(10,745
パイオニア  750万円 43.2(3,182
村田製作所 745万円 40.1(8,385
京セラ 721万円 41.6(18,451人)
ローム 705万円 39.5(3,143人)
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↑平均年収700万円超え

浜松ホトニクス万円 698万円 40.4(3,470人)
太陽誘電 696万円 42.9(2,590人)
アルパイン 694万円 42.9(1,492人)
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解 説

電機メーカー・電子部品メーカーは一部の突出した高収入企業が存在するものの、ほとんどが600~800万円台のレンジに収まる。

ソニーは足元の業績が好調で、ついに平均年収が1000万円を突破した!!

全体的に、業績が比較的好調であるため、それに伴い各企業の平均年収も大きく伸長中だ。

逆をいうと、業績が悪くなると当然平均年収も下がる!

特に、ボーナス支給額と業績は大きく連動しているため、全体の業績が悪いと100万円程度の増減は平気で起きうるので注意が必要。

事業領域の変化

かつて、電機メーカー各社は、白物家電・生活家電ほぼ全ての商品ラインナップを取りそろえ、国内外で大きな存在感と輝きを放っていた。

自動車産業と双璧をなし、総合家電メーカーとして日本を代表する業界(企業)とも呼ばれたが、韓国・台湾・中国の台頭で2000年代に完全に凋落してしまった。

もはや、現在の電機メーカー各社が何をやっている会社なのか正確に答えられる人は、ほとんどいないのではないか?

就活では、是非各社の事業領域を確認して欲しいと思うが、全体に共通するポイントを以下に記載しておく。

✔低価格で最低限の品質が担保されているローエンド(低価格帯)の商品は、近隣アジア諸国にお任せ!!

✔日本は、高価格帯で高機能の商品の開発・販売に特化。しかし、不要な機能が多いと評判はいまいち。

✔B to C(対個人)中心の商売から、B to B(対法人)の高付加価値商材にシフト。

✔各社、事業の選択と集中を決断!独自路線にシフトし活路を見出す!!

大手電機メーカーの独自路線

ソニー

・売上高:8兆6656億円/純利益9,162億円

・ゲーム&ネットワークサービス、音楽、映画、ホームエンターテイメント事業で売上高の半分以上を占める。

・ソニー銀行を中心とする金融事業で高い利益を稼ぎ出す。

日立製作所

・売上高:9兆4806億円/純利益2,225億円

・情報&通信システム、社会&産業システム、電子装置・システム、建設機械事業で売上高の半分以上を占める。

・原発事業で大失敗、2019年に特別損失3,000億円を計上。

パナソニック

・売上高:8兆0027億円/純利益2,841億円

・家電(売上高3兆円で50%が海外での販売)、住宅関連サービス事業で売上高の半分以上を占める。

・車載電池の世界シェア20%で1位。

シャープ

・売上高:2兆4,000億円/純利益742億円

・スマートホーム、IoT、アドバンスディスプレイシステム事業で売上高の半分以上を占める。

・国内メーカーとして初めて第5世代(5G)に対応したスマホを発表。10億色の表現力を持つ独自の液晶技術「IGZO(イグゾー)」を採用。

NEC

・売上高:2兆9,134億円/純利益401億円

・パブリック、エンタープライズ、ネットワークサービス事業で売上高の半分以上を占める。

・動画顔認証技術は世界1位。東京オリンピックスポンサー企業でもあり、テロ対策等にこの技術を応用。

三菱電機

・売上高:4兆5,199億円/純利益2,266億円

・重電システム、産業メカトロニクス事業で売上高の半分以上を占める。

・シーケンサー(機械を自由に制御できる装置)で国内シェアの過半数を保有している。

富士通

・売上高:3兆9,524億円/純利益1,045億円

・テクノロジー事業(ICT)で売上の半分以上を占める。

・パソコン、携帯電話事業を売却。

東芝(再建中)

・売上高:3兆6,935億円/純利益1兆0132億円

・エネルギー、インフラシステムで売上の半分以上を占める。

・2015年に不正会計で大激震。東証1部から2部に降格。

・米国の原子力事業で1兆円の特別損失を計上。

大手電子部品メーカーについて

キーエンス

・売上高:5,870億円/純利益3,178億円

・特筆すべきは事業内容もさることながら、社員の平均年収(2,088万円/平均年齢35.9歳)が異常に高いこと。

・営業利益の10%を社員にボーナスとして還元するシステムを採用。2018年は3,178億円の営業利益で、社員数が2,253人なので1人あたりのボーナスは約1410万円。

・福利厚生と退職金はなく、仕事は激務だ。短期的に財産を築きたい人にはお勧め!!

・FAセンサー(検出・計測制御機器)を中心に世界に展開中。利益率が高い理由は、代理店を通さない直販型、工場を持たない外注化にあり。




京セラ

・売上高:1兆6,237億円/純利益1,032億円

・業界最大手で、半導体セラミックパッケージは世界首位。

・現京セラ名誉会長・稲盛和夫氏が考案した「アメーバ経営(多角化)」が有名。

村田製作所

・売上高:1兆5,750億円/純利益2,668億円

・取り扱い商品の8~9割が世界シェア1位でニッチ商品の集積から成り立つ。

・セラミックにこだわり続け、金融投資、不動産投資にも興味のない職人的企業。

TDK

・売上高:1兆3,818億円/純利益1,078億円

・HDD用磁気ヘッドで世界首位。

まとめ

テレビ、カメラ、パソコンといったように各メーカーがB to C(対消費者)商材を中心に事業展開をしていた時代と比べると、それぞれの会社の事業内容が良く分からなくなったというのが率直なところ。

しかし、それとは裏腹に、各社がB to C(対消費者)からB to B(対法人)にシフトしたおかげで、事業の選択と集中が進み、今後は収益向上局面に向かうことが予想される。

各社の事業内容をよく理解すること、業界内の他企業との比較を入念にすることが内定への近道だ!!

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