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【2020年版】石油・プラント業界の就職偏差値ランキングを解説するぞ!!

【2020年版】石油・プラント業界の就職偏差値ランキングを解説するぞ!!

社会の授業で習った人も多いと思うが、日本は石油の消費量の99.7%を輸入に頼っている。

石油・プラント業界と聞くとちょっとマイナーなイメージを抱くかもしれないが、我々の生活に必要な天然資源の確保に大きく貢献している。

管理人
まず最初にこの業界のビジネスモデルをざっくり説明しておこう!!

石油・プラント業界のビジネスモデル

ビジネスモデルは以下の通り。

①天然資源の権益を取得(入札) ➡ ②開発・生産 ➡  ③船舶で原油を運ぶ(輸入)➡ ④原油を石油に精製 ➡ ⑤ガソリンスタンド等で石油を販売

※石炭・天然ガスなど、石油以外の天然資源も大枠は同じ考え方でOK

補足情報

天然資源の権益を取得したら、具体的に資源を掘り起こすためにプラント工場の設立をおこなう。

プラント会社は発注主からの受注を受けて、建設(プラント)工事を開始。

広い意味でいうとプラント会社は、建設業界ともいえるが、家やオフィスを建設するわけではないので「プラント業界」と区分されている。

基本は海外での受注がメインとなるため、社員は長期出張や海外駐在がベースになる。

管理人
そのためプラント業界で働く人の海外勤務比率は非常に高く、これが理由で平均年収は高くなる!!

ただ、総合商社や銀行の海外駐在とは性質が異なり、基本的に産油国は砂漠地帯や洋上が多く、周りには何もない殺風景なところで何か月もこもって仕事をすることになる。そのため、かなり過酷な環境であることを理解して欲しい。


画像:洋上プラント

しかし、その対価として尋常ではない海外勤務手当がもらえる!!

これに対し石油会社は、原油を海外から輸入し、国内で精製してガソリンスタンドなどで販売することになる。

管理人
もちろん大手石油会社は、権益の入札から開発まで自前で行っているところもある

そのため、石油会社も海外勤務者が多い。

ただ比率的にはプラント業界の方が、石油会社と比べると倍ほどの比率で多い。


画像:プラント建設工事をする技術者たち

記事の中ではこれら業界の抱える問題点や、将来の方向性について触れたいと思うので、最後まで読んで欲しい。

 

前置きはこのくらいにして、就職偏差値ランキングをご覧あれ!!

管理人
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石油・プラント業界の就職偏差値ランキング

石油業界のランキング

【68】 JXTGエネルギー
【66】JX石油開発、国際石油開発帝石(INPEX)
【65】出光昭和シェル
【63】コスモエネルギー
【62】石油資源開発(JAPEX)
【60】 伊藤忠エネクス、三愛石油、太陽石油
【59】三菱商事エネルギー、富士石油
【58】丸紅エネルギー

プラント業界のランキング

【65】 日揮
【64】 三菱重工(原動機)
【62】 千代田化工建設
【61】 東洋エンジニアリングIHI
【60】 三菱重工(プラント) 新日鉄エンジニアリング
【59】 神戸製鋼(機械エンジニアリング)
【58】 カワサキプラントシステム  JFEエンジニアリング
【57】 日立プラントテクノロジー 東芝プラントシステム 明電舎
【56】 栗田工業 三菱電機プラントエンジニアリング
【55】 富士電機システムズ 三菱化学エンジニアリング
【54】 荏原製作所 東レエンジニアリング
【53】 月島機械 オルガノ
【50】 スチールプランテック
【47】 太平電業 電力系列子会社
【43】 木村化工機 エアウォーターエンジニアリング
【40】 日本AEパワーシステムズ

石油業界の収益を左右する外部要因

石油業界の収益を左右する要因として、大きく以下の3点がある。

①石油需要の減少

国内石油製品の需要はこれまで右肩上がりで伸びてきたが、将来的には電気自動車に代表される次世代エネルギーの台頭があり、石油の消費量は間違いなく減少する

石油業界は、石油以外の天然資源や再生可能エネルギーに速やかに軸足を移す必要がある。

②原油価格

中東情勢の不安定化により、原油調達に支障が出たり、価格の乱高下が業績に大きな影響を与える。

原油価格が安い場合、ガソリン価格もそれに伴い安くなるので、石油元売りの利幅は少なくなる。

短期間で原油価格が大きく下落すると、石油の元売りは、高値で買った石油(在庫)を安く販売せざるを得なくなり、巨額の損失が発生することになる。

もちろん、その逆パターンもあるのだが・・・。

③為替レート

原油は海外から購入しているので、外貨決済となる。そのため、円高になれば日本企業にとってはメリット。円安になればデメリットになる。

管理人

これから不況になるため、為替レートは円高にシフトするが、これは石油業界にとって追い風だ!!

石油業界・プラント業界の年収

石油業界の年収

石油業界の年収は、非常に恵まれており業界平均で778万円(40歳)ほどと全業界の中でも高い。

業界最大手であれば平均1,000万円(40歳)、管理職の場合は1,300~1,400万円程になる。

海外勤務をした場合は、2,500万~3,000万に達する。

海外勤務の待遇について詳しく知りたい人はこの記事を参照。

俺の転職活動塾!

【海外勤務】海外駐在員の給与・年収を元駐在員が全て暴露します! グローバル化により日本企業の海外進出が盛んになってきまし…

そうはいうものの、昔はもっと待遇が良かったというのが正直なところだ。

おそらくこの業界は、現在の年収水準を維持するのが精一杯だろう。

プラント業界の年収

プラント業界の平均年収は、石油業界とほぼ同じ水準で800万円(40歳)ほど。

こちらも海外勤務で年収は2,500万~3,000万円ほどに到達する。

出張ベースで長期間出張することも多く、出張手当などで年収は増加する。出張手当は、物価、国、地域、危険度などを考慮して決定される。

将来性という意味では、石油業界よりも有望だが、海外のプラント建設の現場は本当に過酷だ。

お金が貯まる理由は使う場所がないから・・・どういう環境か想像して欲しい。

管理人
ここまでは業界全体の話だが、これから個別企業の話に移りたい

石油業界:就職偏差値ランキングの上位企業

石油業界

JXTGホールディングス

2019年度の売上高11兆1,296億円、当期純利益3,223億と国内有数の巨大企業。

2017年4月にJXホールディングスと東燃ゼネラル石油が経営統合して誕生。

管理人
国内石油製品の販売シェアの内47%を占める、超巨大企業だ

傘下のJX石油開発は、中東、マレーシア、ベトナム、英国、豪州、北米などで石油・天然ガスを開発している。

それからJXTGエネルギーが国内11か所に製油所を保有している他、国内に約13,000店舗のガソリンスタンド「エネオス」を展開している。


画像:ガソリンスタンド・エネオスのロゴマーク

有価証券報告書に記載の平均年収は1,203万円(43.2歳)とあるが、持ち株会社の数字なので参考まで。

実際の年収は30歳前後で700~800万円、40歳前後で役職があれば1,100~1,200万くらいに到達。

年間の昇給額は8,500円程で、30代の半ばまでは横一線で昇給するなど、年功序列の要素が強く、社風は古い。

管理人
年収、福利厚生は申し分ないが、入社するのが難しいのと、今後も同じ待遇を得られる保証はない!!

経営統合後は採用人数の絞り込みがあり、文系&理系で130名➡90名ほどに減少し、より狭き門になってしまった。

管理人
ここで業績関係の最新トピクスをひとつお伝えしたい!!

コロナショックの影響

JXTGだけではなく、石油業界全体に大きな影響を及ぼす事態が業界を直撃している!!

新型コロナウイルスで石油需要が減少する中、OPECの加盟・非加盟の主要産油国による減産協議が予想に反し決裂したのだ。

これにより2020年の年初に1バレル50~60ドルで取引されていた原油が4月で20ドルまで大暴落。

管理人
そのため、高い時期に購入していた原油の在庫の価値が下がり、大規模な評価損が発生!!

これによりJXTGは2020年3月期の連結最終損益(国際会計基準)が3,000億円の赤字(前期は3,223億円の黒字)になる見込みだ。

出光昭和シェル

2019年度の売上高4兆4,251億円、当期純利益815億とこちらも巨大企業だ。

2019年4月に昭和シェル石油(外資系)と経営統合(昭和シェル石油は出光興産の完全子会社)。

国内の石油製品販売シェアは31%を保有し、系列ガソリンスタンドは6,475店舗に達する。

石油だけではなく、再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱、バイオマスなど)にも大きく注力している。

この会社の注目ポイント

外資系の昭和シェルと、日本の伝統企業の出光興産がしっかりと融合できるかどうかという点だ。

というのが、この両者は企業文化や事業戦略に大きな違いがある。

例えば、出光には労働組合がないが昭シェルにはある。

出光はイランと親密だが、昭シェルにはサウジアラビア国営のサウジアラムコが出資しているなど。

管理人
本当に上手く経営統合が進むのか、筆者は今後の動向ををそっと見届けたいと思う!!

平均年収は969万円(42.3歳)と非常に高水準だ。

年間昇給額は9,000円程度。

これまで100~110名ほどを採用してきたが、2021年入社は70名ほどの採用を予定。

コスモエネルギーホールディングス

2019年度の売上高2兆7,703億円、当期純利益531億とBIG3の一角を担う。

国内石油製品の販売シェアの14%を保有し、傘下に石油元売りのコスモ石油(系列スタンドは2,791店舗)と、石油化学の丸善石油化学がある。

管理人
また、この会社の筆頭株主はアブダビ政府だ!!

事業戦略として、石油から再生可能エネルギー(主に風力発電)を新たな経営の柱にすることを宣言している。


出所:コスモレポート2019

平均年収は891万円(41.5歳)と業界3位なりの水準におさまっている。

社風は年功序列でまったりめ。

国際石油開発帝石・石油資源開発

この両者は日本政府(経済産業省)が筆頭株主で、原油・天然ガスの開発・生産を行っている。

海外でエネルギーの権益を購入し、そこから生産された石油・天然ガスを販売して利益を得るのがビジネスモデル。

管理人
カテゴリーとしては、JXTGホールディングス傘下のJX石油開発と同じ仲間だと思って良い!!

国際石油開発帝石の売上高は9,703億円、当期純利益961億円と収益率が非常に良い。

2006年に国際石油開発と帝国石油が経営統合して国際石油開発帝石になった経緯あり。

INPEXとも呼ばれ、豪州大型ガス開発、LNG事業を推進するなど、海外の大型プロジェクトを推進中。

平均年収は915万円(39.5歳)と年収も高水準。

管理人
次に石油資源開発の紹介に移る

石油資源開発の売上高は2,679億円、当期純利益147億円。

JAPEXとも呼ばれ、INPEXが海外寄りなのに対し採用HPに「資源の乏しい国 日本のエネルギーになる」と記載がある通り、こちらは国内寄り。

日本近海のメタンハイドレード開発や福島のLNG基地・ガス発電を推進している。

平均年収は836万(40.5歳)。

国内をメインとしているので、規模感としてはINPEXの1/4ほど。

プラント業界のビジネスモデル

プラント業界は理系に人気の業界で、簡単にいうと天然資源を掘り起こし、製品化するための工場を建設するのが仕事だ。

そのため一度プロジェクトが始まると、長期で海外に駐在し、工場の建設のみならず保守メンテナンスも行う必要がある。

このビジネスにおける最大のリスクは、受注時に工事費を確定し、追加の費用が発生しても請求しない「一括請負契約」だ。

上手くやれるとコストを削減してプラント会社の儲けが増えるが、最近のプロジェクトを見ている限り、この契約方式は非常にリスクが高いように思えてならない。

管理人
まさにハイリスクローリターンのビジネスだといえよう!!

上手くいっても粗利益率は10%ちょっとで、工期が遅れると何百億単位の損失が発生する。

自然災害や、労働者の賃金が大幅に増えるなどすると、工期は大幅に遅れ、その分追加コストが発生することになるが、すべてプラント会社の利益を食いつぶすことになる。

食いつぶすだけならまだ良いが、赤字に転落するリスクを多分に含んでいる。

近年は、自然災害を含めた想定外の事態がプロジェクトに与える影響が大きく、見積もりを正確に立てることが難しい!!

それでは個別の会社を見てみよう。

プラント業界:就職偏差値ランキングの上位企業

日揮

日揮の売上高は6,192億円、当期純利益240億円。

平均年収は956万円(43.6歳)と高めの水準。

他のプラントメーカーと同様に、常時2割ほどの社員が海外勤務を行っている。

石油精製、石油化学、天然ガス処理、LNGプラントの建設がビジネスの中心で売上の8割が海外プロジェクト由来。

事業内容全体の内、LNGが61%を占める。

その他、石油・ガス・資源開発が12%、化学9%、発電・原子力8%の割合。

現在進行中のプロジェクトは海外を中心にたくさんあるので、ホームページで確認して欲しい。

日揮の海外プロジェクト

千代田化工建設

千代田化工建設の売上高は3,419億円、当期純利益-2,149億円と大幅な赤字に転落。

赤字の理由は、米国LNG事業(キャメロンLNGプロジェクト)で、ハリケーンの直撃で生産開始を1年繰り下げる事態に発展し、そこに工事を担う熟練技能工の人材獲得合戦が生じ(結果、賃金が高騰)プロジェクトの進行が困難な状況に陥った。

管理人
採算管理が非常に難しく、予定どおりに進まないのがこの業界の難しい所だ!!

マイナス2149億円と、売上高の規模からしてもダメージの深刻さがうかがい知れる。現在、三菱商事、三菱UFJ銀行の支援のもと、経営再建中。

それでも平均年収は894万(41.0歳)と高水準だ。

東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリングの売上高は2,949億円、当期純利益-8億円。

平均年収は716万(43.8歳)と少し低め。

売上のうち、石油化学40%、発電・交通システム28%、化学肥料25%と他の2社と異なる分野で事業を展開している。

管理人
こちらも米エチレンプラントの工費が想定以上に発生したことで、損失につながった!!

ハリケーンなどの自然災害が起きると、毎回必ずこのようになってしまうのが、この業界特有の問題。

仲の良い三井物産から増資を受けず、投資ファンドの増資を受け現在経営再建中だ。

まとめ

石油業界は石油を柱にすえつつも、再生可能エネルギーなどの新しい分野に軸足を移せなければ将来はじり貧だ。

そういう意味で業界の危機感は高い。そうは言っても、ビジネスの規模は巨大で、薄利ながらもしっかりと利益は出るし年収も高い。

仕事も比較的まったりで、就職先としては申し分ない。ただ、既存のビジネスモデルから脱却しない限り、じり貧が続くだろう。

プラント業界のビジネス規模は国家レベルだし、世界中に貢献できる仕事だ。

だが、ビジネスモデルに色々欠陥があるのと、次々起きる不測の事態に対処しなければならず、仕事のストレスは大きい。

リスクの高い分野からの脱却と、新しい分野をいかに開拓できるかが今後のカギとなるだろう。

管理人
最後に繰り返しになるが、この業界を真剣に目指す人は、以下のエージェントの活用が必須になる!!

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