営業職・事務職からマーケティング職に転職する方法をお伝えします。
これを成功させるためには、まずマーケティング職について正しく理解をすることが大切です。
マーケティング職がどんな仕事かについては、ここにまとめてあるのでご覧ください。
マーケティングに必要な能力は、主にこの3つです。
①データ分析能力
②課題発見力
③問題解決力
必須スキルと言われるこれらの能力を、これまでの実務経験で備えていることを面接官にアピールしましょう。
この記事では営業職・事務職がマーケティング職に転職する際に押さえるべきポイントを説明します。
営業職からマーケティング職を目指す場合
営業職からマーケティング職への転職を希望する時のポイントです。
マーケティング職への転職を目指すとき、市場=お客さんと接している人の方が圧倒的に有利です!
まさに営業職は、マーケティング職を目指しやすいと言えます。
Point 1: PDCAサイクルを回しながら仕事をしたことをアピールする
マーケティング職は常にPDCAサイクルの繰り返しです。
なので、単に自社商品を販売しましたとアピールするのではなく・・・
こういう仮説をもってこのような売り方をしたが、上手くいかなかった
でも、このように改善したら売れた
というエピソードを盛り込みましょう。
例1:量販店をメインに自社商品を販売していたけど、自分のエリアでは全然売れなかった。
顧客とマッチしていないと思い、思い切って販売チャネルを高級量販店(プレミアム路線)に変えた所、顧客とマッチして売れるようになった。
例2:お菓子コーナーで販売している商品の売れ行きがパッとしない。
お酒のつまみに合うのではと思い、おつまみコーナーにも展開した所、月の販売個数が150%増加した。
Point 2: 数値を意識しながら仕事をしたことををアピールする
これは単に毎月の目標を達成しましたという話ではありません。
目標を達成するために、自分なりにどう数値と向き合ったのかという点が大切です。
例3:営業実績を安定的に維持するために、高単価商品をたくさん売ることを目標にした。
1ケ月あたり200回の訪店回数のうち、高単価品を扱うプレミアムショップには10回のみであったが、それを30回に増やした。
これを半年継続した結果、高単価品の売上比率が10%から30%に上がった。
Point 3:お客さんの生の声を大切にしたことをアピール
市場のお客さんと直接対話をした内容を施策に反映したことをアピールしましょう。
マーケティングには定性調査といって、お客さんの生の声を拾い上げたものを施策に反映する手法があります。
これに関連するエピソードを用いることで、マーケティング職の適性をアピールすることができます。
例4:20代の男性に向けて販売していた商品だが、女性がたまに買っていくことが分かった。
複数のお客さんにお話を聞かせてもらったところ、男性へのプレゼント需要があることが分かった。
催事の時に「プレゼント用にどうぞ!」と添えて男性受けするようなラッピングを施して販売した所、売上が30%増加した。
事務職からマーケティング職を目指す場合
事務職(経理・人事などのコーポレート職)の場合は、市場=お客さんと接する機会が営業職より少ないです。
ですが、社内に向けた仕事の中にも、マーケティング職へのアピール材料が眠っていますので、積極的に活用していきましょう!
Point 1: 業務改善に取り組んだ例を数値でアピール
これも営業職と同様にPDCAサイクルを回した事例になります。
目標を達成するために、自ら打ち手を考えて、それに対する結果確認と、さらなる改善策を回し続けた経験がカギになります。
例1
作成書類を回収した際、社員の記入ミスや内容の理解不足が30%ほどあった。
ミスが多い項目は、説明文が長く、小さい文字で書かれた箇所だった。
これでは誰も読んでくれないと思い、思い切って15行の内容を要点を絞り3行に集約した。
その結果、ミスが5%に減った。
このノウハウを活用して、社内の説明会では従来のように、文字だらけのパワーポイントを止め、キーワードを意識した説明にしたことで、説明会の満足度が70%から90%に向上した。
加えて、説明会のインプット内容が正確に業務に反映された。
ここが大切
マーケティングでもせっかく作った広告表現がお客さんに読んでもらえず、内容を変更するということがあります。
また、マーケティング職には、社内でのプレゼンテーション力が求められます。
このようにマーケティング職に要求される能力に近いところに寄せたアピールをしましょう。
Point 2: データ管理が得意なことをアピール
マーケティング職では、データに強いことがとても大切です。エクセル操作やデータに日々慣れていることをアピールすることは、マーケティング職との強い相関性を生みますので、アピールしておきましょう。
例:経費の削減状況をすぐに把握できるように、チーム単位の総削減率と項目別の実績が見れるようにツール化した。
また、削減ノウハウが共有できるような仕組みを導入した。
マーケティングの求人を見つける
それでは、マーケティング求人の見つけ方です。
まず最初にお伝えしておきますが、世の中のマーケティング関係の求人はあまり多くありません。
引用:https://career-theory.net/marketing-beginner-70751
また、景気が悪くなると一気に求人数が減少します。
ですので、なるべく景気の良い今のうちに転職をすることをおすすめします。
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また、情報を比較検討するために、必ず複数のエージェントを活用するようにしましょう。
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