【連休明けの憂鬱】GW・夏休・年末年始の後に「仕事に行きたくない人」が量産される理由とその解決方法!!
長期連休の後は、仕事に行くのが本当にだるい!!
あと〇日で会社かぁ・・・と心の中でカウントダウンをすると本当に憂鬱になるし、そのままバックレたくなる!!
筆者も、かつて連休明けの出勤が心の底から嫌で嫌で仕方がなく、迫りくる休み明けの出勤に戦々恐々としていた。
余りに休み明けの出勤が嫌すぎて、休みが始まる前から「休み後」の気持ちを想像し、憂鬱になってしまうのだからかなりの重症だ。
今現在はこのような症状は緩和され「明日から仕事かぁ・・・だりいなぁ」くらいのノリで仕事に行けるまでになっているが、この心境に至るまでには数多くのトライ&エラーがあったので、今日は自分の体験談を交えて、この問題を考えてみようと思う。
そもそもの大前提として、連休明けに「仕事に行きたくない・仕事を辞めたい」と思う人は、現在の職場に大きな問題を抱えている人が99.9%である!!
理由は、職場の人間関係、仕事への適性、精神的な疲れなど、ひとそれぞれだと思うが、この記事では「こういう風に考えよう」とか「ポジティブになろう」などという綺麗ごとで終わらせるつもりは毛頭ない!!
なぜか!?
そんなこと、できるならみんなとっくにやっているからである!!
以下、連休明け鬱が起きる仕組みを客観的にパターン別にご紹介し、ご自身の心の状態を客観的にとらえると同時に、精神論ではなく、具体的にどのようなアクションプランを起こせばよいかを順に説明をするので、最後までお付き合い頂きたい。
連休の間に起きる心の変化
そもそも、連休の後は何で仕事に行くのが嫌になるのかを考える所から初めてみたい。
以下、パターン別に3つご紹介する。
その1:連休中に余裕が生まれ、視野が広がる
連休はいわば、オフの状態であり、心に余裕が生まれる時間である。
なかなか会えなかった友人に会う、実家に帰省して親に会う、旅行・観光等に出かける、本を読む、映画を見るなど、普段忙しくて十分時間を取る事ができなかったことに触れることで、今まで気づかなかった価値観や、新しい視点が得られるケースが多い。
新しい気づき・価値観の例
✔世界は広い、自分はこんな狭い世界で終わるのか
✔友達は仕事が楽しそうで羨ましい
✔何か新しいことに挑戦したい
✔自分の生き方ってこれでいいのかな
✔もしかして、今の仕事向いてないのかも
新しい価値観や視点に触れ、現在の自分と比較をした時に「漠然とした焦り」に襲われるケースである。
自分、本当にこのままで良いのだろうか!?
普段、仕事に対してはそれほど不満を感じていなかった人でも、連休の間に「新しい視点」を得ることにより、今現在の自分に「不安・焦り」を感じ、今の職場にいる自分に疑問を抱く人も少数ながらいるのではないか。
その2:職場の異常性を再認識する
その2は元々、現在の職場に不満・悩みを持っているケースであり、このパターンに属する人は世の中に多いと思う。
職場の異常性への再認識例
✔最悪な上司・同僚・クライアントがいる
✔毎日、深夜まで残業しなければならない
✔会社の将来性が不安で仕方がない
✔給料が少ない
✔既に精神的にギリギリだ
正直これ以外にも職場の悩みを書けば、軽々と100以上は列挙できてしまう。
毎日が仕事で忙しい人は「忙しさ」で現実を直視する余裕もなく、日々を過ごしている人が多く、長期休暇に入ったときに、自分が置かれている環境の異常性に気が付くはずだ。
実は、これも筆者が30代前半で陥ったパターンで、このままこの環境にいたら「死んでしまう」と思い、転職サイトに登録し、求人を確認したりしながら、自分の逃げ道を必死で確保しようとしていたのを記憶している。
逃げだと思う人もいるかもしれないが、他人の目を気にしている余裕はどこにもない。
世の中には、何百万社と会社があり、たまたまそのうちの1社で働いているだけなのである。
そのたまたまの1社が最高到達点だという保証はどこにあるのだろうか!?
不思議なもので、こうやって割り切って仕事をしていると、不思議と仕事が上手くいったりするもので、結局、辞めるには至らず、精神的にはかなり楽になったのを記憶している。
また、実際に他の会社の選考試験を受けることで、自分の会社の良さを改めて再認識する効果もあった。
その3:休みが楽し過ぎた
これは、単純に現実逃避的な思考である(笑)
これは人間として当たり前の現象である。要は、完全にオフモードが抜けきらず、身体や精神がついていかないパターンだ。
つまり、現実逃避からくる会社行きたくない現象である。
現実逃避の例
✔ずっと毎日だらだらしていたい
✔学生時代に戻りたい
✔朝から晩まで働くのバカらしい
✔自分の自由に生活したい
✔もっと休みたい
恐らく世の中の人の中で最も多いのはこのパターンではないか(笑)ちなみに、筆者はこのパターンにもがっつりハマってしまったことがある。
普通の人は、それでもだるい気持ちを我慢して仕事に行くのだが、筆者は20代の頃、真剣に現実逃避を計画したことがあった。
要は、大学時代のように、自分の生活に自由が欲しかったのである!!
数年間・・・仕事もしないでフラフラしたい・・・と筆者は考えた。
だが、海外ならいざ知らず、日本の場合は、数年間会社に行かず、ふらふらしてましたというと、もう元のレールに戻るのは厳しい社会なのは皆さんご存じだろう。
この問題について、真っ向勝負を挑んだのだ!!
考えに考えた結果、筆者は大学院進学(MBA)という方法で、合法的にモラトリアムを得る方法を選択した。
確かに大学院で勉強しないといけないのは、だるいが、自由のない会社員よりマシだし、自由な世界と未来がある(?)と勝手に信じて行動した。
周りの人には、もっともらしい理由を説明したが、筆者の本心としては、崇高な考えなど微塵ももっておらず、ただただ合法的にモラトリアムを得たかっただけなのである(笑)
連休明けの憂鬱な気持ちを抑制する方法
以上、連休の間に起きる心の変化3パターンを説明するとともに、筆者の取った対応策を簡単に述べた。
それ以外にも、連休明けの憂鬱な気持ちを抑制する方法をいくつかご紹介しようと思う。
連休明けの憂鬱な気持ちを抑制する方法
①近所の銭湯に行ってみる
②新しいことにチャレンジする
③生活環境を変えてみる
④職場環境を変えてみる
①近所の銭湯に行ってみる
まず、お手軽にできることから。ただし、これは一時しのぎで根本的な解決にはならないことを認識頂きたい。
近所の銭湯に行くということを挙げたが、ポイントは「家の近く」という点である。
非日常的な空間から、徐々に日常空間に戻しつつも、リフレッシュして気持ちを紛らわすことができる。
そして、思いっきり汗を流したら、あとはベットで爆睡するのが良い!! 一人で悶々と悩むより、いくらかは良いはずだ。
銭湯は大人なら490円という手軽な値段で利用できるし、運動も健康・美容にも良いので、気軽にできる方法として活用して欲しい。
以下のサイトより、自宅近くの銭湯を見つけることができる。
ゆる~とは、全国の日帰り温泉・銭湯マップです。日帰り入浴可能な施設(日帰り温泉や銭湯、温泉宿、足湯など)が、約14,00…
銭湯も種類が沢山あるので、是非自分のお気に入りの銭湯を見つけて欲しい。
運動(ランニングなど)をするのも良いが、運動はちょっと・・・という人におすすめ。
②新しいことにチャレンジする
もしかすると、あなたは仕事一筋で、視野が狭くなっていないだろうか!?
恐らく、休みの日も仕事のことを考えたり、連休明けのことを想像してしまう人は、まじめな人が多いのだと思う。
いや・・・まじめというか、仕事以外の時間や趣味を日常的に作っていないのではないだろうか!?
忙しいから、とか精神的な余裕がないから、ということを言い訳に、自分自身に蓋をしてしまってはいないだろうか!?
チャレンジすることは何でもいいと思う!!
手前味噌で恐縮だが、筆者の場合は、このようにブログで自分の世界を構築しており、日常とは全く別の世界に自分自身をいざなうことができる。
その他、プログラミングの勉強でも、英語の勉強でも何でも良いが、新たにチャレンジすることで、仕事に100%埋没する自分を救ってくれることになると思う。
本を年間に50冊読む、100冊読むとぃったものでも良いし、体脂肪率を5%落とす、でも何でもチャレンジして欲しい。
ただ、一つ大事なポイントがある!!
思い付きでやると、続かないので、自分なりに、何故やるのか!?という目的意識をしっかり整理して欲しい(理由を言語化して人に話せるようにするまで整理できるとよい)。
間違っても、ブームだから、とか友達がやっていたから・・・という他力的な理由で初めてしまうと続かないのでご注意を。
③生活環境を変える
生活環境が仕事に与える影響というのは、思っている以上に大きい!!
地味な場所に住むと、落ち着いた性格になるし、派手な場所に住むと、気持ちも派手になるものだ。
筆者はこれまでに、国内外を含め、繁華街、高級住宅街、普通の住宅街と様々な場所に、計10回以上引っ越しをしたが、その街が自分自身に与える影響力を感じている。
もし、今の自分に若者のエネルギーが必要であれば、エネルギーを与えてくれる場所に住むのが良いし、心休まる場所が良いのであれば、緑の多い公園の近くに家を借りるのが良い。
引っ越しするとお金もかかるし、また家を探さなければならない等、何かと手間がかかると思うが、自分で家を買ってしまったら最後、引っ越しはさらに困難になるので、持ち家じゃない人は、社会勉強として、色んな所に住んでみるのが良いと思う。
筆者は、飽き性なこともあり、20代の頃は2年おきに引っ越しをしていたが、その土地土地で新しい発見をすることができたし、生活のマンネリ化を防ぎ、いつもリフレッシュした気持ちで、生活することができていた。
引っ越しをして、心機一転、新しいことに挑戦しようという気持ちもわいてくるので、是非おすすめしたい!!
費用は掛かるが、必ず自分にそれ以上の効果をもたらしてくれたと確信している。
④職場環境を変える
最後の選択肢は「職場環境」を変えることである!!
ここまで読んだ方は、お気づきかもしれないが、①~③は、自分自身を変えることに重きを置いているが、この④については、相手を変えることに重きを置いている。
職場環境を変えるという選択肢を選ぶ場合、あなたの会社に行きたくない気持ちは、かなり極限まで来ているだろう。
まずは、部署異動をさせてもらえるように、真剣に上司に相談することである。
飲み会や、雑談ベースで「もう異動したいっす~」というノリではなく、真剣に伝えるようにして欲しい!!
えっ!?「でも異動したいってことはその部署が嫌いっていってるようなもんだし・・・そんなの上司に言えない」と思う人がいるかもしれない。
そういう人は、最悪その会社を辞めても良い覚悟を自分自身に持てるかどうかだと思う!!
あくまで筆者の経験談になるが、仕事はお金よりも適性が重要だと考える。
あなたは、本当にその連休明けに憂鬱になる仕事に適性があると思っているだろうか!?
例え、年収があと100万増えたとしても、興味や適性のない仕事をやるのは苦痛だし、心から楽しめないケースが多い。
やはり自分の強い分野、興味関心のある分野で勝負をする方が、楽しいし、やりがいも大きいと思う。
※もちろん、同僚や上司に恵まれるかどうかが、運不運の要素も多分にあるのだが。
最近、筆者の周りの友人で転職している人を見ると、お金よりもやりがいに価値を見出している人の方が、最終的に人生が上手くいっているように感じる。
仕事で最も苦痛に感じるのは「自分で裁量権をもって仕事をコントロールできないこと」にあることだ。
例えば、上司から逐一「あれどうなった?」「これは終わったのか?」とマイクロマネジメントをされてしまうと、やりがいや、楽しさなど見出すことが出来ず、心が潰れてしまうケースが多い。
もしこういうケースに陥っている人は、もしかしたら今の自分のしている仕事は、興味関心がなかったり、自分の強い分野の仕事じゃなかったり、向いていないのではないかと考えてみることをお勧めする。
自分では、「これが好き!」と思っていても、客観的に見たらそうでないこともたたあったりする(単なる自分の思い込みと意地)。
適職というのは、それだけ見つけるのが難しい一方、見つけることが出来たら、結構な確率で、今の悩みは解決できるはずである。
あとは、必要以上に背伸びして、自分の実力以上の会社や、難易度の高い仕事に挑戦しないようにするというのも重要である。
周りがあまりにも優秀過ぎると、自分の自信を失ってしまうこともあるからだ。
例えば、高校受験で偏差値70の優秀な高校に進学したはいいが、その後、パットせずに潰れてしまった人を見たことはないだろうか。
その一方、偏差値60の高校でトップを維持して、偏差値70の高校の人よりも良い大学に行き、その後、社会で活躍している人を見たことがないだろうか。
周りの目を気にせずに、本当の自分の気持ちと向き合えた時に、初めて、適職は見つかるものだと思うので、もし、上記に当てはまると思った人は、職場を変えることも検討してみてはいかがだろうか。
最後に筆者が実際に使ってみて、良かった転職エージェントをご紹介しておくので、良かったら活用して欲しい。
利用は全て無料!!
各エージェント情報について、使い方や特徴をまとめている記事もあるので、興味のある人はご確認いただきたい。
本当に役に立つおすすめ転職サイト&エージェントを紹介するぞ!! 管理人 転職の理由は実に様々だ!! 安定した大企業で働き…
とここで・・・面白いのが、お世話になった筆者の担当エージェントの方が、その後、筆者と同じ会社に入社したことである(笑)
この担当者(現在の私の同僚)は、当時本当にお世話になって、ESの書き方や、人事の人の印象、面接で聞かれること、会社の様子などを的確に教えてくれて本当にお世話になった。
この人のおかげで、現在、筆者は転職にも成功し、連休明けがそんなに嫌な感じじゃない職場で働くことができている。
担当者の人も、色々なタイプがいるので相性もあると思うが、是非、客観的に相談・アドバイスをもらうことをお勧めする。
それでも、もし連休明けに辛い気持ちになる人は、Twitterから筆者に気軽に連絡して欲しい!!
このほか、当ブログ:俺の転職活動塾!ではビジネスマン向けに数多くの有用情報を掲載しているので、是非とも活用頂きたい。