【2022卒/新卒向け】IT業界未経験者が就職すべき会社/職種を徹底解説!!
IT業界自体はもともと右肩上がりで推移していたが、そこにコロナの影響が加わったことで、成長速度に拍車がかかっている!!
その一方で、経済産業省が発表しているデータによると、2030年までに最大約79万人のIT人材が不足すると試算されるなど、日本のIT人材不足は深刻な社会問題となりつつある。
出所:経済産業省
1つ目は、IT業界の拡大に伴い、IT人材そのものの需要が増えていること。
2つ目は、日本ではIT人材そのものが、育っていないこと。
日本でIT人材が育っていない理由は、国がIT人材の育成にこれまで力を入れてこなかったからである。
なぜなら、日本では自動車業界を筆頭に、IT業界以外で国を牽引する産業がいくつも存在したからである。
例えば、インド、ベトナム、ルーマニアといった新興国は、いまやIT大国であるが、これらの国には、日本のように世界レベルの産業がなかった。
また、欧米などの先進国は時代を先読みし、IT人材の育成に国を挙げて取り組んできた。
そういうわけで、日本はIT化という点では、世界から大幅な遅れを取ることになったが、もはやITの勢いは世界中で止めることが出来ない!!
ただし、むやみやたらに行動を起こせばよいというものではなく、戦略的に動くことがなにより重要だ!!
この記事では、IT業界未経験者や新卒者を対象に、これからのIT業界の将来性と自分の市場価値を最大化する方法を説明するので最後までお付き合い頂きたい。
IT業界の分類と代表的な企業とは!?
この記事は新卒/未経験者を対象にしているので、基本的な所から説明を行うが、既に知っているという人は読み飛ばしてほしい。
むやみやたらに「IT業界」とひとくくりにせずに、まずはITの仕事を体系的に理解しておこう。
B to B は一般消費者の目に直接触れられないもの、B to Cは一般消費者の目に直接触れるものという理解でOKだ。
B to B の例
①ソフトウェア関連・・・パソコン、スマホのOS(Windowsなど)や、ソフトウェア(Excelなど)を開発・販売する仕事で、具体的な会社名をあげると、マイクロソフト、NTTデータ、野村総合研究所、伊藤忠テクノソリューションズなどが該当する
②システム開発関連・・・民間企業や官公庁向けにオリジナルの業務用ソフトウェアを開発・提供する仕事で、ここで事業展開する企業のことを「システムインテグレーター(SIer/エスアイアー)」と呼ぶ。具体的な会社名をあげると、NTTデータ、日立製作所、日本IBM、野村総合研究所、NECなどが該当する
B to Cの例
③インターネット関連・・・SNS、ネットショッピング、検索エンジンなどで、具体的にはTwitter 、Facebook、Google、Yahoo、アマゾン、楽天、ゲーム会社などが該当する
④ハードウェア関連・・・パソコン、スマートフォン、タブレット端末などで、具体的にはアップル、レノボ、ヒューレットパッカードなどが該当する
※B to Cについて更に詳しく知りたい人は、以下の記事を参照してほしい。
【2023年版】IT業界(WEB系)の就職偏差値ランキングを解説するぞ!! 目次 0.0.1 IT企業の分類してみる0.…
B to B と B to Cの両方
⑤通信関連・・・インターネット回線の提供、インターネットへの接続サービスなどで、具体的にはNTT、KDDI、ソフトバンクなどが該当する
※通信関連について詳しく知りたい人は、以下の記事を参照してほしい。
通信・携帯キャリア業界の就職偏差値ランキングを解説するぞ!! 通信業界は、我々の生活において情報インフラを支えているなく…
⑥最新のIT技術・・・AI、IoT、ビックデータ、5G、ブロックチェーン、フィンテック、クラウド、自動運転など
IT業界の就職難易度と将来性
先ほど、IT業界を以下の6つに分類した。
ソフトウェア、システム開発、インターネット、ハードウェア、通信、+AIなどの新領域
これらの分野で就職するとなると、文系領域で就職するか、専門領域で就職するかによって大きく異なる。
文系領域でIT企業に就職する場合
任される仕事:ITコンサルタント、営業職、マネジメント、コーポレート職
平均年収:30歳で約600万円ほど
※あくまで平均値なので、就職先によって雲泥の差がある。超大手企業クラスになると1000万を軽く超える所も多い。
どんなにその会社が良いサービスを開発していても、それを買ってくれるクライアントがいなければ商売は成立しないし、IT企業といっても会社であることには変わりはなく、コーポレート職(人事、総務、経理などの部署)のスタッフがいなければ会社は成り立たないのである。
基本は、発注主であるクライアントと、サービスを開発するエンジニアの間に立ち、クライアントの求めるサービスを納品し、保守・点検するのが主な仕事になる。
エンジニアの中には、開発者としては優秀でも、コミュニケーションを得意としていない人もおり、そういったクライアントとエンジニアをつなぎ合わせるポジションにいると理解してほしい。
もちろん、エンジニアも営業の現場に同行することもよくある。
なお、ITコンサルタント、営業担当だからといってITの知識が不要なわけではないので注意してほしい!!
やはり、ある程度はIT知識を理解していないと、クライアントとエンジニアの間に立つことはできないので、常に勉強する姿勢は求められる。
なので、もし既にプログラミングの知識や、IT関連知識を習得している人は、かなり採用されやすいし、就職してもすぐに活躍できる可能性が高い。
順調に、キャリアを積んでいけば、マネジメント職(管理職)に昇進し、プロジェクトマネージメントなどの業務を任されるようになる。
専門領域でIT企業に就職する場合
任される仕事・・・システムエンジニア、プログラマー、webデザイナー
平均年収:30歳で510万円ほど
※こちらも平均値なので、就職先によって雲泥の差がある。超大手企業クラスになると1000万を軽く超える所も多い。
エンジニアは、おおよそ10種類くらいに分類することができるが、ここではシステムエンジニア、プログラマー、webデザイナーの3つを説明したい。
✔システムエンジニア・・・・クライアントの依頼に沿って全体のシステムを設計する仕事。建設業界でいうと、建築士のポジション。
✔プログラマー・・・システムエンジニアの設計書に沿って、コードを書く人で、いわゆるプログラミングするひと。建設業界でいうと、大工さんのポジション。
✔webデザイナー・・・サイト全体の画像や色合い、ボタンの大きさや配置などデザインと利便性を高める。建築業界でいうと、インテリアコーディネーターのポジション。
これらの作業工程を得て、商品をクライアントに納品するのだが、納品しっぱなしではなく、その後の保守・点検などを行う。
なお、専門領域の仕事でIT企業に未経験/新卒で就職する場合でも、会社がきっちりと研修などで仕事を教えてくれるのが特徴。
これらの専門知識や経験は非常に役に立つスキルのひとつでもあり、独立・起業をすることも可能であり、うまく事業が軌道に乗れば、かなり稼ぐことが出来る。
また、文系領域の仕事と比べて、引く手あまたであり、どこにでも転職することは可能、くいっぱぐれることはない。
IT業界の年収について、詳しく知りたい人は以下の記事を参照してほしい。
【永久保存版】IT・通信・ゲーム業界上位40社の平均年収ランキングを解説するぞ!! コロナ禍をプラスに転じることで、更な…
より良い条件のIT企業に就職する方法
未経験/新卒の場合は、まずは前章に書いたように、ITコンサルタント、営業職、システムエンジニア、プログラマー、webデザイナーなどについて業務経験を積み上げることが重要だ。
もしも、就職先の会社がAI、IoT、ビックデータ、5G、ブロックチェーン、フィンテック、クラウド、自動運転などの最新分野を取り扱っている場合は、積極的にそれらの仕事に関与することをお勧めする。
まずは、プログラミングから勉強して、実務経験を積みながら、IT業界でのレベル上げを積み重ねるのが王道である。
だが、もしも運よく最先端のIT技術関連業務に携われるなら、是非ともチャレンジをしてほしい。
覚えることも多いし、論理的思考力を求められるので、やはり地頭の良さは必要になってくる。
最後に、繰り返しになるが、この記事は新卒/未経験でIT業界を目指す人向けの記事である!!
ここまで読んだはいいけど、正直どうやって就職先を見つけたらよいか不安な気持ちになる人もいるかと思うので、1つ提案をしたい。
就活エージェントは、いまや新卒者の5人に1人が活用しているが、その中から未経験/新卒専用のIT業界に特化したエージェントをご紹介する。
※既卒の方はご存じだと思うが、新卒の方でもし「就活エージェント何それ!?」という人は、以下の記事を読んでほしい。
【2022卒/新卒向け】おすすめ就活エージェントとその活用方法を徹底解説!! 管理人 就活エージェント!?なにそれ? と…
おすすめの就活エージェント
以下に、信頼できるエージェントをご紹介するので、登録して活用してほしい。
※(注意)新卒と、既卒未経験者で登録ページが違うので注意してほしい!!
エージェント:IT求人ナビ
<IT求人ナビの特徴>
ITの中でも特にITエンジニア、Webデザイナーに特化している会社で、サイバーエージェント、バンダイナムコ、ガンホー、グノシーといった超有名どころから、知名度は高くないがB to Bの超優良企業など、豊富な求人が特徴。
中途採用の場合は、スキルと実務経験が要求されるが、新卒(文系含む)の場合は、会社で教育をしてもらえるので、安心してITスキルを習得することができる。
その他の特徴
✔就職のプロが相談相手となってくれる ・早く内定が取れる ・優良企業に行ける(ブラック企業を避けることができる)
✔IT業界や技術に精通した専任のスタッフが、就活生に対して、キャリアの相談から、 企業の提案、条件面交渉など総合的なサポートを受けられる。
✔IT業界での支援実績13年と、安定感のあるサポートが特徴で、業界歴が長いため多くの企業に強いパイプがある。
✔全国7拠点の幅広い対象地域。東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府、京都府、兵庫県、札幌市、 仙台市、愛知県、広島市、福岡市が対象。
その他、IT業界に対する理解を広めたい人は、以下の記事も参考にしてほしい。
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