【スランプ克服】新しい職場・転職先で仕事ができず辛い場合の対処法について!!

これは、筆者が新卒で入社した会社の執行役員が言っていた言葉である。
新人だった当時の筆者は「こんな偉い人でも上手くいかないことがあるんだ・・・」ということで、今でも記憶に残っている。
その過程においては、普通の人がなかなか出来ないようなエグくて辛い経験をたくさんしてきた自信がある。
中でも、海外勤務では日本人1人という逃げ場のない職場環境下で、頭が狂いそうになるくらい追い込まれた。
20代の頃は、ビジネス脳が全く鍛えられていなかったので、とにかく仕事の要領が悪く、他の人がすぐに出来ることでも、理解ができなかったり、焦ってミスを連発したり、余計な一言で上司を激怒させたり・・・
自慢できることではないが、おおよそ、社会人が考えられそうなミスや壁には一通りぶち当たってきた自信がある。
というわけで、この記事では、筆者の経験を基にしながら今現在、転職や部署異動で仕事ができず辛い人に向けて、気持ちの持ちようや、対処法についてお話をしようと思う。
仕事ができるとは!?
新しい職場や転職先にいくと、周りの同僚や先輩が、神がかって優秀に見えたり、どうやってもこの人の様にはなれないと絶望的な気持ちになったりはしないだろうか・・・。
だが、ちょっと待ってほしい!!
果たして、この人たちは本当に神がかって仕事ができるのだろうか!?
筆者の経験からいうと、ほぼ95%以上のケースは仕事が出来るのではなく「在籍期間が長いから仕事ができるように錯覚してしまう」ケースが多いように思う。
最初から、その人の脳みそがめちゃくちゃ高性能なのではなく、同じ仕事を長期間にわたってやっているので、仕事の手順もよく理解しているし、問題が起きても迅速に対処できるようになっているだけなのだ。
要は、経験値である!!
なので、あなたも時間さえ経過し、経験さえ詰めば、ほとんどの仕事はできるようになる可能性は高いので、最初からできないと悲観する必要はない。
数年後に、当時優秀だと錯覚した人達の仕事ぶりを思い返すと、あのひと案外大したことはなかったなぁと思うことはよくある。
仕事ができない?の正体は自信のなさ
周りの人が超優秀で、自分は場違いだ!辛い!と感じる原因の大部分は、メンタル(気持ちの持ちよう)が関係していることが多い。
周りは、あなたが本当に仕事ができるか、疑心暗鬼な目で常に品定めをしているような感覚に陥るだろう。
当然、最初は仕事が分からないので、些細なミスもするだろうし、仕事のスピードが遅く、できない自分にイライラすることも多い。
こういったストレスやイライラから、早く結果をださないと、周りに認められないといけないと考えてしまい、冷静さを失い更なるミスを誘発するという悪循環にも陥る。
だが、まずは落ち着いてほしい!!
言われたこと、できることを着実に実行することが大切で、いきなりホームランを飛ばしたり、目立とうとする必要はない。
※たまたま向いている仕事をしているだけで、次もそうなるとは限らない。
小さいことでも馬鹿にせず、着実に取り組むことで、自分にも自信がつくし、周りの信頼も徐々に得られる。
そうすることで、3ケ月後にヒット、1年後、2年後にホームランを量産できるようになる可能性が高くなる。
早く結果を出すようにプレッシャーをかけられる場合
そうはいっても、会社によっては、いきなり成果を出せと迫られることもあるのがサラリーマンの世界。
こういう場合も、焦ってはいけない。
これは周りとの勝負ではなく自分との闘いだ!!
焦ることは、本当に仕事の効率を下げてしまうので、百害あって一利なし。
出来ることを考えて着実にコツコツこなすしか正攻法はない!!
※残念ながら、そういう人は遅かれ早かれ淘汰されるに違いない。
繰り返しになるが、周りの誤ったペースに飲まれてしまっても、物事は解決しない。
冷静になって、どうしたら仕事が上手く回るかを愚直に考えるしかないのだ。
中には、直属の上司や同僚に質問がしにくいという人もいると思うが、そういう時は、他チームや他部署でも良いので、仕事のやり方を教えてもらえるような仲間を作るのも重要。
仕事をコントロールすることが大切
仕事が辛い状況にある人の共通点をひとつ述べると、自分の仕事をコントロールできていないことが挙げられる。
仕事をコントロールするという言葉の意味は、自分の仕事は、全て自分自身で対応できることを意味し、コントロールできる範囲を積み上げることで、自分のペースに持ち込むことが出来る。
例えば、上司から細かく指示やチェックが入ったり、周りから「あいつ大丈夫か?」と心配されたりと、心に雑念が入り、焦りから不安な気持ちが生まれ、辛い状況に追い込まれることになる。
なので、まずは最初に依頼された小さな仕事をミスなく完璧にコントロールすることに専念してほしい。
こういうコントロールできる仕事を少しずつ積み上げることで、それが大きな信頼に代わり、上司や先輩からも何も言われなくなるだろう。
これが、辛い状況から脱却する正攻法である!!
息抜きやリフレッシュは本当に大切
仕事がコントロールできる状態に持っていくまでは、本当に辛い。
特に、長時間労働や、脳みそをフル回転して仕事をした後は、仕事と全く関係のないことを考えることが重要。
この切り替えが上手くできない人は、仕事にもマイナスの影響が出てしまうので、息抜きやリフレッシュ方法を真剣に考えてほしい。
真面目な人ほど、家に帰って仕事をしたり、休日も悶々と仕事のことをずっと考え続ける人が多いように思う。
悩むより思い切ってすべてを一旦忘れた方が、結果的に翌日のパフォーマンスは良くなることが多い。
息抜き・リフレッシュのポイントは、運動をする(汗をかく)、たくさん睡眠をとる、没頭できる趣味に打ち込むことが挙げられる。
どうしても、仕事のことが忘れられない人は、荒治療だが、仕事の悩みなんかちっぽけに思えるような、超大きな悩みを抱えると綺麗さっぱり忘れることができるぞ(笑)
サラリーマンは永遠にこんなことが続くの?
新入社員の頃、筆者は毎日辛い思いをしていて、ふとこう思った。
こんなサラリーマン生活が永遠に続くの?
不器用なので、毎回毎回、辛い思いを経験した。
色んな経験を通じ、今言えることは「何度も似たような経験を繰り返すことで、新しい職場への適応も、だんだん慣れてくる」ということだ。
これも、先に述べたように、頭の良い悪いではなく、単に経験の問題である。
昔の自分は、変なところに力が入っていたし、周りから認められたいということから焦りもあった。
その結果空回りをして、上手くいかないことがほとんどだった。
それは、ありのままの自分を認め、出来るところは出来るし、出来ないところはできないと、認めているからである。
また、1年半前にプライベートで始めた「俺の転職活動塾!」という、このしょうもないサイトも、今では多くの方に訪問頂けるようになり、大きな自信につながっている。
この記事を読んでいる方の中には、新社会人になったばかりの人、転職したての人、新しい部署に配属されたばかりの人もいるかと思うが、是非ぜひ、コメント欄にお悩みを記載頂きたい。
また、良かったら「俺の転職活動塾!」に掲載しているその他の記事も読んでみてほしい。