MARCH(明治/青山/立教/中央/法政)の就職先ランキングを比較・解説するぞ!!
MARCHなんて括りはもう古い!?
このゾーンの大学は偏差値60以上の難関校に位置し、歴史・伝統があることから日本のあらゆる業界に数多くのビジネス人材を供給している。
大手企業の多くは、MARCHの学生を主な採用ターゲットとしており、学歴フィルターもMARCH以上と設定している所が多い!!
最難関クラスの財閥系企業に就職するのは難しいかもしれないが、それを除けば日本国内の99%以上の会社に就職できる可能性があるのがこの大学群である。
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明治/青山/立教/中央/法政の就職先ランキング
業界別にみると、MARCHの学生を積極的に採用しているのは以下の通り!!
これらの業界はMARCHの学生にとってはチャンスが多い!!
MARCHの学生を積極採用している業界
金融業界(銀行・証券・保険)、航空・旅行業界、建設業界、電子・電気機器業界、印刷業界、IT業界、通信業界など
MARCHの学生は文系がメインであり、技術力を必要とするモノづくり系の業界は国立大の理系卒を採用する傾向がある。
例えば、銀行1社は年間800~1000人規模で採用するが、建設業界の文系事務職の採用人数は1社あたりせいぜい数十人程度である。
なので、業界間で人数の多い少ないを比較しても意味はないので悪しからず!!
金融業界/MARCH学生の採用数
まず金融業界だが、採用人数が多いので、大学別の上位就職先に必ずランクインする!!
MARCHは営業要員!?という声も聴くが、最近より実績面での評価が主流になって来ているのでMARCH学生にも十分出世のチャンスはある。
ただし、ビジネスモデルに限界を迎えており、特に銀行は抜本的な改革が無いと、この先の市場競争に勝ち残るのが難しい。
入社3年後の離職率3割という数字が物語るように、入社後の働く環境はなかなか厳しい。
※データの引用はAERA。ピックアップ企業は業界内トップレベルの企業に限定。
MARCH学生の採用人数
三井住友銀行
1位:明治大学(25名)
2位:立教大学(18名)
3位:中央大学(16名)
4位:法政大学(11名)
5位:青山学院大学(9名)
三菱UFJ銀行
1位:明治大学(15名)
2位:青山学院大学(12名)
3位:立教大学(10名)
4位:中央大学(7名)
5位:法政大学(5名)
野村證券
1位:法政大学(12名)
2位:明治大学(11名)
3位:中央大学(10名)
4位:青山学院大学(8名)
5位:立教大学(4名)
日本生命保険
1位:青山学院大学(12名)
2位:立教大学(18名)
3位:中央大学(17名)
4位:明治大学(16名)
5位:法政大学(11名)
東京海上日動火災保険
1位:立教大学(20名)
2位:青山学院大学(17名)
3位:明治大学(16名)
4位:中央大学(15名)
5位:法政大学(6名)
会社によって多少の好き嫌いはあるものの、基本的にはマーチの各大学からバランスよく人材を確保したいというのが企業の本音だろう。
航空・旅行業界/MARCH学生の採用数
航空業界だが、ご存じの通りコロナウイルスで航空需要(特に海外)は消滅してしまった。
新卒採用どころか、既存の事業の存続すらあやうい所が多く、ここ数年厳しい状況が続いている。
MARCHの学生を大量に採用している業界でもあったので、早く新卒採用を再開できるようになるのを祈るばかり。
同じことは、旅行代理店業界にも言え、こちらは海外旅行がダメになっているので、国内旅行にシフトチェンジしている。
一応、過去は年間これくらいの人数を採用していたという意味で、情報をお伝えしておく。
ANA
1位:青山学院大学(41名)
2位:立教大学(17名)
3位:法政大学(23名)
4位:明治大学(16名)
5位:中央大学(14名)
※2021年卒はパイロットを除き採用凍結。
JAL
1位:青山学院大学(32名)
2位:立教大学(30名)
3位:法政大学(25名)
4位:明治大学(15名)
5位:中央大学(11名)
※2021年卒はパイロット、エキスパートスタッフを除き採用凍結。
JTBグループ
1位:法政大学(21名)
2位:明治大学(16名)
3位:立教大学(11名)
4位:青山学院大学(10名)
5位:中央大学(9名)
※2021年卒は約250名のみ採用(2020年卒は585人の採用)
建設業界/MARCH学生の採用数
建設業界は、東日本大震災後の防災意識の高まり、東京オリンピック需要などから、この10年間は絶好調でやってきた!!
この10年間は建設需要が旺盛で、仕事が沢山ある状態が続いていたため、社員も労働時間が長くなりがちで過労死もあったほど。
コロナウイルスにより建設需要に急減速がかかってしまったが、内心ほっとしている社員も多いのではないか。
鹿島建設
1位:明治大学(7名)
2位:中央大学(3名)
3位:立教大学(2名)
3位:法政大学(2名)
5位:青山学院大学(1名)
大林組
1位:明治大学(7名)
2位:立教大学(2名)
2位:中央大学(2名)
2位:法政大学(2名)
5位:青山学院大学(1名)
電子・電気機器業界/MARCH学生の採用数
かつては日本の花形といわれた日本の電機メーカーも、いまでは中国・韓国勢の陰に隠れ、すっかり存在感を失ってしまった。
しかし、各企業は、それぞれの強みを生かして独自の路線に方向転換を行っており、業績は好調!!
会社の規模が大きいため、全体の採用人数が数百人と多いのが特徴で、MARCHからもしっかり採用している。
ソニー
1位:明治大学(7名)
2位:青山学院大学(3名)
2位:中央大学(3名)
4位:法政大学(1名)
5位:立教大学(0名)
キャノン
1位:明治大学(22名)
2位:中央大学(15名)
2位:青山学院大学(9名)
2位:立教大学(3名)
5位:法政大学(3名)
パナソニック
1位:明治大学(20名)
2位:青山学院大学(16名)
2位:中央大学(13名)
2位:法政大学(7名)
5位:青山学院大学(2名)
日立製作所
1位:明治大学(9名)
2位:青山学院大学(7名)
2位:立教大学(6名)
2位:中央大学(5名)
2位:法政大学(4名)
富士通
1位:明治大学(24名)
2位:青山学院大学(16名)
2位:中央大学(16名)
2位:法政大学(14名)
5位:立教大学(5名)
印刷業界/MARCH学生の採用数
印刷業界はご存じの通り、紙からデジタルへの切り替わりが進んでいることから、需要は減る一方。
世界的にも十分通用する技術を多数有しており、環境変化に合わせて仕事の内容は変化・進化しており、単なる印刷会社ではない。
理系学生は主に技術開発系での採用になるが、MARCH学生はそれらを営業して回ることが主な仕事になる。
凸版印刷
1位:法政大学(17名)
2位:中央大学(15名)
2位:明治大学(13名)
2位:青山学院大学(10名)
5位:立教大学(9名)
大日本印刷
1位:明治大学(12名)
2位:法政大学(10名)
2位:青山学院大学(8名)
2位:中央大学(5名)
5位:立教大学(4名)
IT・情報業界/MARCH学生の採用数
IT・情報業界はコロナウイルスの影響で逆に、注目された数少ない業界の一つ。
各社軒並み好業績で、その勢いは衰えるところを知らない!!
楽天のようにWEB系といって直接消費者と直接接する会社(B to C)と、NTTデータのように企業のシステム開発を行う会社(B to B)の二つに大きく分けることができる。
楽天
1位:明治大学(43名)
2位:青山学院大学(37名)
2位:法政大学(28名)
2位:立教大学(24名)
5位:中央大学(15名)
NTTデータ
1位:明治大学(19名)
2位:青山学院大学(13名)
2位:立教大学(12名)
2位:中央大学(10名)
5位:法政大学(8名)
まとめ
✔明治大学は、銀行、建設、電子・電気機器、印刷、IT系に強い。
✔青山学院大学・立教大学は、生保・損保、航空業界に強い。
✔法政大学は、証券、印刷業界に強い。
✔中央大学!?唯一1位のなかった大学だが、こちらは公務員試験に強い。
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