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【2023年版】消費財(日用品)・化粧品メーカーの就職偏差値ランキングを解説するぞ!!

【2023年版】消費財(日用品)・化粧品メーカーの就職偏差値ランキングを解説するぞ!!

管理人
日用品・化粧品メーカーは理系・女子学生から人気の業界だ!!

この業界内には無数の企業が存在するが、上位の総合日用品メーカー・化粧品メーカーが圧倒的なシェアを持っており、その牙城を崩すことは容易ではない。

例えば、液体用洗剤のシェアは、P&G(37%)、花王(36%)、ライオン(22%)と3社で95%を占有しており、その他のメーカーではなかなか太刀打ちできない。

しかし、中堅企業であっても得意な分野があったり、有名ブランドを有している場合があるため、ネームバリュー(知名度)のある企業が多い。

管理人
生活に身近なことから、食品メーカーと併願で志望する人が多く、難易度は非常に高い(ESは2.5万~3万に対し内定は数十人)!!

なお、この業界のキーワードは「マーケティング力」だ!

資生堂のトップに元コカ・コーラジャパンCEOのプロマーケター魚谷雅彦氏が就任しているように、マーケティングの成否が会社の業績に大きな影響を与える。

使い古された言葉だが、マーケティングの肝は「選択と集中」これを愚直に体現している企業こそがこの業界の頂点に長年君臨している。

前置きはこれぐらいにして、就職偏差値ランキングをご覧あれ!!

管理人
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消費財(日用品)・化粧品メーカーの就職偏差値ランキング

【70】 P&G
【65】 花王
【64】   資生堂 日本ロレアル ユニリーバ ユニ・チャーム
【63】   ジョンソン&ジョンソン
【60】 ライオン
【59】 コーセー ポーラ・オルビスHD
【58】 カネボウ化粧品(花王子会社)
【57】 小林製薬 マンダム
【56】 アース製薬 ツムラ
【55】 ホーユー サンスター
【54】 ファンケル 日本メナード化粧品 DHC
【53】 ウエラ ロート製薬
【52】 エステー ミルボン フマキラー
【51】 アルビオン ノエビア
【50】 ウテナ タカラベルモント
【49】 IDA アリミノ キンチョー
【48】 シャンソン クオレ クラシエHP
【47】 ナリス ソーマ 牛乳石鹸
【46】 アイビー 再春館製薬

管理人

以下、この業界の主要企業を順番に解説するぞ!!

まずは消費財(日用品)から!!

解説:消費財(日用品)メーカーの難関企業

P&G

✔P&Gは米国本社の世界最大の消費財メーカーで、180か国で事業展開をしている。売上高7兆2,379億円、純利益1兆0559億円を誇る名門企業。代表的なブランドは「アリエール」「ファブリーズ」「レノア」「パンパース」「パンテーン」「SK-Ⅱ」など。

私たちのブランドと商品は、数百万ものリビング、キッチン、ランドリールーム、バスルームで信頼されています。また、世代を超え…

✔業界内では入社難易度が圧倒的に高く、外資系コンサル志望者が併願先として候補に入れる超エリート企業。新卒採用者の学歴は早慶以上が一般的。

✔別名マーケティング専門学校と称されるほどマーケティングの強さに定評がある(MBAの教材にも多数取り上げられている)。転職の際も元P&Gというだけでマーケティング業界では非常に高く評価される。

✔文系の場合は、営業職、マーケティング職などがある。年収モデルとしては、30歳前後でアソシエイトからマネージャー(管理職)に昇進すると1,000万円を超える。40代でダイレクター(部長クラス)に昇進すると1,500万円を超える。マーケティング部門の花形・ブランドマネージャー職も管理職と同格だが、年収は他の職種よりも数百万高い。

✔入社数年目でシンガポール勤務が出来る制度があり、アジアの中のトップ人材と交流することが出来る。なお、シンガポールには国立大学が5つほどあるが、全て世界トップクラス。かなりの語学力と地頭がないと、彼らと台頭に渡り合う事は難しい。世界の壁とグローバルなコミュニケーションを学ぶには最高の環境。

✔同じ外資系で人気のコンサルや投資銀行は、成果報酬との連動割合が高いため、P&Gより年収は高い。P&Gがいくら優良企業といえども、扱っている商材が消費財であるという点を忘れてはならない。

花王

✔売上高1兆5,080億円、純利益1,536億円で、2012年から2019年までの7期連続で増収増益を達成している超優良企業。保有ブランドは、アタック、メリーズ、マジックリン、キュキュット、ロリエ、ブローネなど。

花王の「ブランド」情報です。清潔・美・健康・環境・生命の5つの領域で、人々の暮らしに寄り添うさまざまなブランドと商品・サ…

✔花王はもともとは消費財(日用品)メーカーであったが、2006年にカネボウ化粧品を買収して化粧品事業にも事業領域を拡大した。この化粧品事業は、長年花王の足を引っ張ってきたが、49ブランドを11のグローバルブランドに絞り込み、経営資源を集中投下。ようやく復調の兆しが見え始めてきた。

✔花王の年収は821万円(40.8歳)となかなかの高水準。特にここ数年間の業績は右肩上がりのため、平均年収は年20万円のペースで増加している。年収モデルとしては、40代の課長クラスで1200万円、50代の部長クラスで1,500万に達する。ボーナスは年間6.5ケ月分、年間休日126日で、福利厚生も充実している。新卒は21.8万円からスタートで業務成績にもよるが、毎年10,000円前後で昇給する。

✔内定者の学歴だが、技術系は理系学生に非常に人気で超一流大学のトップ層でないと内定は得られない。事務系の場合、MARCH上位層が最低ラインで、マーケティング、ケミカル営業、購買、経理、人事などに配属される。マーケティングに配属される場合は、花王グループカスタマーマーケティング (勤務地:東京)で企画営業を担当する可能性がある。なお、マーケティングは文系の職業だと思っている人が多いが、実際に適性があるのは数字に強い理系。

ライオン

✔ライオンはP&G・花王に次ぐ消費財業界第3位のポジョンで、売上高3,494億円、純利益256億円の優良企業。口腔ケア国内首位(クリニカ、システマ、デントヘルスなどを保有)で、キレイキレイ、トップ、ルック、バファリンなど幅広い領域に商品ラインナップを保有。

✔年収は708万円(43.4歳)と花王と比較すると100万円ほど少ない。年収モデルとしては40代の課長クラスで1000万円、50代の部長クラスで1300万円に達する。初任給は23.2万円と花王よりも1.4万円高く、ボーナスは年間5.5ケ月分。年間休日124日で、福利厚生は充実している。ライオンの特徴は、働く社員の人柄が良い所にあり、体育会系の学生も好んで採用される。

✔ライオンは保有するブランドの数が非常に多いところがポイントだ。数が多いために、重要なブランドに資源を集中投下できておらず、どれも中途半端なところが残念だ。ブランド全体を管理するブランドポートフォリオマネージャーの力量次第で、更なる飛躍につながる可能性を秘めている。

ユニ・チャーム

✔ユニ・チヤームは紙おむつ、生理用品で国内シェアトップクラス。売上高5992億円で営業利益が848億円。売上高の6割をアジア(ベトナム、タイ、インドネシアなどで強い)を中心とした世界80ケ国で稼ぐグローバル企業。保有ブランドはムーニー、マミーポコ、ソフィ、超立体マスクなど。

✔紙おむつは、赤ちゃんだけではなくお年寄りまで幅広い層が必要とする商品のため、高齢化社会にも対応が可能。また商品の利益率が高い所も特徴だ。会社としては非常にスマートな経営戦略を構築している超優良企業。なお、念のために言っておくが外資系ではない。

✔大卒初任給は21万円で、毎年の昇給額は8,000円ほど。平均年収は853万円(41.7歳)と業界最大手の花王よりも高い。年収モデルとしては、40代の課長クラスで1200万円、50代の部長クラスで1,500万に達する。海外駐在員として赴任できれば、30代でも年収は1,500万を突破。

ユニリーバ、ジョンソン&ジョンソン(外資系)

✔ユニリーバ、ジョンソン&ジョンソン(通称JJ)は外資系企業だ。新卒でも採用を行っているが、メインは中途採用だ。外資系企業全般に言えることだが、年収は各自前職の年収をベースに算出されるため、何歳だから年収がいくらだとは一概に言えない。ただし、一般的な相場としては30歳前後のマーケティング職で600~700万円ほど。

✔海外MBAを保有している人は転職に有利。なお、仕事で海外オフィスと頻繁に打ち合わせを行うため英語力は必須。日本企業のカルチャーが苦手な人にはお勧めだ。

管理人
次は化粧品メーカーを解説するぞ!!

解説:化粧品メーカー・偏差値上位の難関企業

資生堂

✔化粧品業界の中ではブランド力No.1。国内市場では百貨店を中心に高価格帯商品が飛ぶように売れている(いわゆる中国人の爆買い)。売上高1兆948億円、営業利益1083億円の巨大企業で、国内ランク1位。保有ブランドは、エリクシール、マキアージュ、TSUBAKI、クレ・ド・ポー ボーテなど多数。

資生堂のブランド一覧です。ブランドスペシャルサイト、オンラインストア、商品カタログなど、商品についての情報を簡単に見つけ…

✔世界120ケ国で事業展開をしており、売上高海外比率は50%を誇る。国内市場において、最近の好業績を支えてきたのは、中国人を中心とした訪日外国人客(インバウンド需要)。しかし、コロナウイルス騒動により2020年度の売上は激減必須!! ECサイトの構築や世界各国の空港免税店に出店するなど、海外での販路をいかに拡大できるかがポイント。

✔初任給は21.5万円で年間昇給額は1万円ほど。平均年収は713万円(39.7歳)と業界トップの割にはすこし物足りないが、その代わり年間休日数(127日)や福利厚生が他社よりも優遇されている。年収モデルとしては、40代前後の課長クラスで年収1,000万円、50代前後の部長クラスで年収1,200万円ほど。

日本ロレアル(外資系)

✔日本ロレアルはフランスに本拠地を置く外資系企業。こちらもユニリーバ、ジョンソン&ジョンソンと同様に、中途採用がメインのため、平均年収という概念がない。

✔社風的にはかなり強気で向上心の高い人が集まる。女性社員の比率が高いため、もしかすると男性は肩身の狭い思いをするかもしれない。マーケティング力には定評があり、ブランドマネージャーに昇格すると年収は1,000万円クラスに到達

内定のポイント

管理人
冒頭にも述べたが、この業界の肝はマーケティング力にある!!

マーケティングは感覚で行うものだと勘違いしている人が多いが、そのベースは完全なる数学の世界だ。従い、理論や地頭が要求される。

そのため、意外に思うかもしれないが・・・実はふたを開けると、理系の学生に内定が集中してしまう現実がある。

管理人
それから理論をベースにして作ったマーケティング戦略をどうやって実行するか!?ということも実は非常に重要だ!!

魅力的な新商品を開発して若者に売っていきたい!!という漠然としたものでは無く・・・

いつ、どこで、誰を対象に、どのようなプロモーションを打つのか!?そしてその目的は何か?

また、数ある選択肢の中で、それが一番重要なのか?他により良い打ち手はないのか・・・

こういったことを上手く整理して、社内の関係者に説明しなければならないし、現場も含めて上手くモチベートしていく必要がある。

そういう意味では、人間的な魅力やコミュニケーション能力が求められる。

管理人
その両方(理論と感性)を兼ね備えた人材が、この業界のコアのマーケティング部門で活躍することが出来るし、求める人材も自然とそこに集約される!!

無論、会社によって「理論」と「感性」の重視する比率にはバラつきがある。

管理人
単に勉強だけできるロジックバカでもダメだし、感覚だけで生きているバカでもだめなのだ!!

ちゃんとその両方をバランスよく兼ね備えた人材がこの業界では活躍できる!!

もちろん、チャレンジ精神、向上心、素直さ、謙虚さといった要素も重要だ。

なんせ上位企業にはエントリーシートが25,000枚~30,000枚届く業界だ。

企業の要求してくる水準は非常に高い!!

管理人
最後に繰り返しになるが、この業界を真剣に目指す人は、以下のエージェントを活用することをお勧めする!!

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