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【2021年版】IT・通信・ゲーム業界 上位40社の平均年収ランキングを解説するぞ!!

【2021年版】IT・通信・ゲーム業界上位40社の平均年収ランキングを解説するぞ!!

コロナ禍をプラスに転じることで、更なる成長を遂げたIT・通信・ゲーム業界の上位40社の平均年収をご紹介する。

個別企業の年収情報に入る前に、まずは各業界の平均年収を確認しておきたい!!

3業界の平均年収

✓IT業界:776万円(40.0歳)
✓通信業界:774万円(40.0歳)
✓ゲーム業界:778万円(40.0歳)

上記は国内上場企業を対象としているが、上場企業全体の平均年収が約600万円(40.0歳)なので、平均値よりもかなり高い水準の報酬が期待できる。

数多くの業界がコロナウイルスで瀕死のダメージを受ける中、これらの業界は業績が比較的堅調に推移しており(もちろん個別にみると業績の悪い会社もあるが)、将来性も非常に高い。

後ほど、個別の企業の年収情報を紹介するが、まずはIT・通信・ゲーム業界の最新動向を簡単に説明したい。

IT・通信・ゲーム業界の最新動向

IT・通信・ゲームの3業界とひとまとめにしているが、個別の業界を見るとやはり違いがある。

IT業界の特徴

業績は好調に推移するも、IT人材が圧倒的に不足しているのが現実。3業界の中で、将来性は最も高い。

✔B to B主体の従来型ビジネス(システム開発など)は、コロナ禍でクライアントの業績悪化により、IT関連予算の削減や、プロジェクトの打ち切りなどが発生している。

✔B to C主体のeコマース(Amazon、楽天などネット販売系)ビジネスは巣ごもり需要も後押しし、業績は好調に推移した。

✔テレワークの普及によりクラウド及びクラウドセキュリティーの重要性が高まり、関連企業の市場ニーズが劇的に高まった。

✔新興のIT分野(DX、クラウド、SaaS、AI、IoT、ブロックチェーンなど)は将来性が非常に高く、右肩上がりで成長を続けている。ただし、この分野は特に人材不足が深刻。

※新興のIT分野で活躍できる人材は、市場価値が極めて高く、転職市場でも引く手あまた。

通信業界の特徴

携帯は、大手キャリアの値下げインパクトが甚大。インターネット回線は、個人向けが鈍化、今後は法人向けに活路。

✔携帯大手3社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク)に対し政府から値下げの圧力。もともと営業利益率20%超の超ドル箱事業だったが、今後収益力が大きく低下することは間違いない。

✔携帯大手3社の値下げにより、楽天モバイルを筆頭とするMVNO(格安携帯会社の総称)は、事業戦略の転換が必須。

✔光回線市場の契約数シェアではNTT東西(フレッツ光など)が合計65.5%で首位。KDDI(auひかり)が12.3%と2位。

✔NTTは自社の光回線を他社(異業種)に卸すことで顧客を広げる「光コラボ」を軸に、契約件数を増加させている。

✔「光コラボ」の個人向け販売契約数は、鈍化傾向、今後はIoTの普及により法人向けの販売契約数の伸びが期待できる。

✔大手の寡占状態なので、この厚い壁を破るのは至難の業。

ゲーム業界の特徴

ゲーム業界は絶好調も、製造サプライチェーンをいかに維持するかがポイント。

✔巣ごもり需要で任天堂Switchと関連ソフトが爆売れ。スマホゲームも好調に推移。

✔2020年末にプレステ5、XboxシリーズX/Sの新型ゲーム機をそれぞれ発売。

✔世界的に半導体需要が拡大し、ゲーム機に必要な重要部品が、不足する恐れあり。

IT・通信・ゲーム業界上位40社の平均年収ランキング

それでは、IT・通信・ゲーム業界上位35社の平均年収ランキングを確認しよう。

※HD(ホールディングス)は持ち株会社の年収なので参考まで

各社のポイントもまとめておくので、どんな会社か、ざっくりと把握しておこう!!

IT・通信・ゲーム業界:1~10位

まずは、1位~10位の紹介

順位企業名平均年収従業員数平均年齢
1スクウェア・エニックスHD1,4862047.6
2ソフトバンクグループ1,38922440
3野村総合研究所1,2346,35340.4
4ジャストシステム114433339
5ZHD (yahoo親会社)11056341.6
6三菱総合研究所99293042.7
7電通国際情報サービス9921,51941.1
8KDDI93010,89242.8
9日本電信電話9222,49441.1
10オービック9211,86036.5

 ✓1位のスクウェア・エニクスHDは、ファイナルファンタジー、ドラクエを主力ソフトに持つ会社。年収1位だが、従業員数20名のHD年収のため全員がこのような給料をもらる訳ではない。実際の従業員数は約2700名。

✓2位のソフトバンクグループは、5位のZHDの親会社。ZHDはヤフーを参加に持つ会社。そのZHDはLINEと経営統合し、LINEはZHDの傘下に・・・(ちょっと複雑)。

✓3位の野村総合研究所は、野村證券のシステム部門が独立してできた会社。官公庁へのITコンサルティングに強みを持ち、民間企業は野村證券と、セブン&アイが超お得意様。

✓4位のジャストシステムは、全国の小学校の8割以上が導入している「ジャストスマイル」をリリースしている会社。タブレットで学習する「スマイルゼミ」が業績けん引の柱。キーエンスと資本・業務提携している。

✓6位の三菱総合研究所は、売上の6割以上をITサービスで稼ぎ出す会社。金融系(メガバンク、地銀、信託、証券、生保、リース)の顧客に強みを持ち、それらが売上の45%を占める。

✓7位の電通国際情報サービスは、電通とGEが共同設立してできた会社。事業内容は、電通国際情報サービスのIT技術に電通のデジタルマーケティングの知見を掛け合わせた最先端分野に強み。

✓10位のオービックは、B to B主体で企業のシステム開発(会計、給与、販売、財務、人事、生産など)を手掛ける、独立系のシステムインテグレーター企業。平均年齢が36.5歳と若い会社で、給与水準が非常に良い。

IT・通信・ゲーム業界:10~20位

続いて10位~20位の紹介

順位企業名平均年収従業員数平均年齢
11日立製作所90131,44242.3
12伊藤忠テクノソリュションズ8964,27640.6
13都築電気8811,51044
14トレンドマイクロ87174739.5
15NTTドコモ8698,10040.1
16構造計画研究所86660141.3
17大塚商会8507,27241.2
18日鉄ソリューションズ8433,11039.6
19ネットワンシステムズ8362,01040
20日本ユニシス8364,35546

✓11位の日立製作所は、金融、官公庁、社会インフラ関係に強みを持つ。最近は、IoT関連サービス(企業活動で発生した膨大なデータをつないで、分析・見える化による経営効率)を拡大中。

✓12位の伊藤忠テクノソリューションズは、名前の通り伊藤忠系列で、法人向けのシステム設計、開発、維持保守、アウトソーシングがメイン。最近は、IoT向けのデータ分析にも注力している。

✓13位の都築電機は、「通信ネットワーク」と「情報システム」の双方技術に強みを持つSIer。半導体などの電子デバイス製品、HDDなど記憶媒体、サーバ等の情報機器を取扱う商社機能も持っている。

✓14位のトレンドマイクロは、サイバーセキュリティーの会社で、セキュリティ対策ソフト「ウイルスバスター」シリーズの開発と製品販売を行っている。

✓15位のNTTドコモは、今更説明不要の大手携帯キャリアの一角。

✓16位の構造計画研究所は、理系中心の技術集団で、耐震診断、製造業向け設計支援、構造設計・風力発電など様々な分野の解析やシミュレーションを行っている会社。

✓18位の日鉄ソリューションズは、新日本製鐵の情報システム部門が前身のSIer 企業。売上高2748億円、純利益283億円と10%を超える高い利益率を誇る優良企業。

✓19位のネットワンシステムズは、独立系のSler企業で、ICT(情報通信技術)の根幹のネットワークに強みを持っている。

✓20位の日本ユニシスは、現在大日本印刷が筆頭株主のSIer 企業。地銀など金融中心に空運、流通など幅広い業種と取引している。社内の平均年齢は46.0歳と高め。

IT・通信・ゲーム業界:20~30位

続いて21位~30位の紹介

順位企業名平均年収従業員数平均年齢
21NTTデータ83311,51538.9
22フューチャー82225934.5
23メルカリ8191,09032.4
24日本電気81420,12543.7
25ビジネスエンジニアリング81346541.3
26光通信80914338.7
27コナミHD8085637
28富士通80232,56843.6
29エックスネット79918738.8
30GMOペイメントゲートウェイ78441833.6

 ✓22位のフューチャーは、フューチャーアーキテクト株式会社を傘下に置く持株会社。経営×ITの両輪の元、戦略的ITコンサルティングサービス事業を展開。

✓25位のビジネスエンジニアリングは、ERP・自社基幹業務システム「mcframe」やIoTなどで製造業(例:製薬・化学・食品・化粧品・自動車・医療機器・家電製品・物流業界など)を中心に業務変革を支援。

✓26位の光通信は、携帯電話、インターネット回線、コピー機、クラウド捺印システム、Wi-Fiなど、売れるものは何でも売る会社。電力事業、OEM事業(ポケットWifi)を展開している。営業力が最強!!

✓28位の富士通は、ICTサービス、サーバーで国内首位。大手金融機関や官公庁向けに強みを持つ。

✓29位のエックスネットは、NTTデータの子会社。金融機関(生保・損保・銀行)向け資産運用・融資システムサービスを提供している。

✓30位のGMOペイメントゲートウェイは、決済処理サービスがビジネスの柱。ふるさと納税、年金、NHK受信料、水道料金など全てGMOペイメントゲートウェイのクレジットカード決済システムが導入されている。

IT・通信・ゲーム業界:30~40位

続いて、31位~40位のご紹介

順位企業名平均年収従業員数平均年齢
31セゾン情報システムズ78366141.8
32ソフトバンク78217,29939.7
33テクマトリックス77842937.9
34オークネット77620941
35インフォコム77164544.3
36LINE7702,45734.5
37NECネッツエスアイ7694,87144
38グリー75871835.1
39サイバネットシステム75837042.7
40楽天7547,28834.4

✓33位のテクマトリックスは、楽天市場など有名ECサイトの構築・運用支援を手がける会社で、将来性が非常に高い。

✓34位のオークネットは、映像や文字だけでリアルタイムの取引ができるネットワーク型のオークションシステムを提供する会社。取扱商品は、自動車、スマホ・PCなどデジタル機器、バイク、花、ブランド品など。

✓35位のインフォコムは、帝人が株式の過半数以上を保有するSIer企業。帝人からの受注は全体の3割で、医療、医薬・製薬、危機管理、モバイル、介護・健康、電子コミック、アプリケーションなどのネットビジネス事業など多岐にわたる。

✓37位のNECネッツエスアイは、NECグループのネットワーク通信工事及びSIerにおける中核会社である。


✓39位のサイバネットシステムは、CAE(Computer Aided Engineering:コンピュータ上での仮想実験)を用いた「ものづくり支援」の老舗で、製造業の研究開発・設計関係部門、大学・政府の研究機関等に、ソフトウェア、教育サービス、技術サポート、コンサルティングを提供している、技術色の強い会社。

まとめ

以上、IT・通信・ゲーム業界の年収上位40社になるが、就職という観点でいうと、狙い目はやはりIT企業である!!

通信・ゲーム業界はシェアの大半を、超大手が握っている状態で、そこに風穴をあけるような企業を、正確に選び出し就職することは正直なかなか難しい(当然、超大手に就職するのは至難の業だ)。

IT業界は、冒頭にも述べたように、常にIT人材の不足から人手不足が常態化している。

一度就職して手に職をつけられるなら、生きている間は、まずくいっぱぐれることはないだろう(もちろん最新トレンドにキャッチアップすることは重要)。

もし、この記事を読んでいる人で、真剣にIT業界への転職を考える人がいるなら、まずはプログラミングの習得から始めることをお勧めする。

また、すでにIT業界である程度の経験を積んでいる人は、新しい領域での業務経験を積み、市場価値を高めることをお勧めする。

IT業界は、新興分野も含め、まだまだ黎明期といっても過言ではなく、昔のアップルのような会社がまだまだ手付かずの状態で眠っていると思う。

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