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【2023年版】私大職員(大学職員)の年収&就職偏差値ランキングを解説するぞ!!

【2023年版】私大職員(大学職員)の年収&就職偏差値ランキングを解説するぞ!!

管理人
大学職員には国立大学職員と私大職員があるが、待遇面では私大職員の圧勝で、もはや話にならない!!

この記事では私大職員の年収・待遇を中心に記載するが、国立大学はどこも一律40代で650万~550万のレンジに収まるということで理解いただきたい。

なお、世の中には「年収ランキング」というものが存在するが、残念ながら私立大学は上場企業ではないため、この手のランキングには登場しない!!

しかし、もし私大職員の年収を「上場企業年収ランキング」に入れるとベスト100に多数の私大がランクインするのが現実だ!!

管理人
それほど上位の私大職員の待遇は恵まれている!!

この記事では、単なる偏差値ランキング情報だけではなく、年収から採用に関する幅広い情報を記載したので、私大職員(大学職員)を志望する人は、最後まで読んで欲しい。

なにはともあれ、まずは私大職員の年収&偏差値ランキングをご覧あれ!!

管理人
なお、私大職員への就職を目指す人は、以下のエージェントがおすすめだ!!

登録・利用は無料!!

※私大職員の場合は「リクルート」ではなく「マイナビ」の登録利用が必須!!

おすすめエージェント

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私大職員の年収&就職偏差値ランキング

【75~70】※総合商社、大手広告代理店と同等
関西、中央、明治、浦工大、立教、駒沢
——————-Sランク——————-
45歳で1200万円超え(仕事はまったり)

【69~65】※金融・証券上位クラスと同等
早稲田、法政、東洋、同志社、青山学院、神奈川、日本体育、東京経済、独協
東京電機、上智、立正、国士館、桜美林、慶応、龍谷、拓殖
——————-Aランク——————-
45歳で1000万円超え

【64~60】※業界最上位のメーカーと同等
関西学院、立命館、二松学舎、明治薬科、大東文化、京都女子
武蔵野美術、東京女子、ICU、近畿、日本
——————-Bランク——————-
45歳で900万円超え

【59~57】※消費財メーカー上位と同等
武蔵野、京都産業、東京家政、関東学院、成蹊
——————-Cランク——————-
45歳で700万円超え

総評/コメント

まず、このランキングを見てどう思っただろうか!?

ハッキリ言って私大職員(大学職員)の年収は異常に高い!!高すぎる!!

管理人
Sランクは45歳で年収1,200万を超えるが、これは大手総合商社・マスコミの年収とほぼ同じレベルである!!

民間企業の場合でこの年収を稼ぎ出すには、長時間労働、全国転勤、うつ病寸前まで追い込まれる程の精神的なプレッシャーに耐える必要がある。

私大職員(大学職員)の場合は、夏季休暇・年末年始休暇があり、デフォルトで10日~2週間の休みが設定されている所が少なくなく、日常の業務についても、ノルマなどとは無縁のため、ゆとりのある生活を送ることができる。

ネット上で私大職員は大変だ!辞めたいという書き込みを見かけることがあるが、それは恐らく新卒で職員になり、その世界しかしらない人間が書いているのだろう。

管理人

そういう人は一度、民間企業に転職することをお勧めしたい!

今まで自分がいかに恵まれた環境で働いていたか、身に染みて分かるだろう

色々なコメントがあるのは自由だが、どう考えても、私大職員以上にコスパの良い仕事はこの世に存在しない!!

(ただし、医学部のある私大は、待遇があまり良くないのは事実だ)




私大職員の年収が高い理由!?

管理人
高給のメカニズムを順番に説明しよう!!

①毎年の昇給額が高い

まず毎年の昇給額が非常に高い。40代で年収700万台に到達する民間企業は、1年あたり6,000円から7,000円程度の昇給額で推移する。

一方の私大職員、Sランク、Aランクあたりの大学になると12,000円~18,000円程度のレンジで昇給する!!

管理人
例えば、毎年12,000円昇給する私大職員の場合、新卒で基本給22万の場合は10年後に34万円になる!!

②ボーナスの算出方法が手厚い

普通の民間企業であれば、基本給30万で年間ボーナス4ケ月分としたら、年間ボーナスは30万×4ケ月で120万円が支給される。

ところが、大学のボーナスは、基本給30万円に手当を追加した後の金額にボーナス支給月数を掛ける式が成立する。

つまり、基本給30万円+手当10万円の40万円に4ケ月分が掛けられる。なので、年間ボーナスは160万円になる。

管理人

もちろん、このボーナス支給月数4ケ月というのは仮の数値だ!!

私大によってはボーナス7ケ月分支給というところもあり、これが高ければ高いほど年収が膨れ上がる仕組みだ!!

③年功序列で給料が上がり続ける

民間企業の場合は、昇進しないとそれ以上昇給しない仕組みになっているが、私大職員の場合は、在籍している限り、原則は毎年昇給する仕組みになっている所が多い。

将来的には、この制度は維持されないであろうが、いま現在もほとんどの私大でこの制度は維持されている。

管理人

役職につかない平社員でも、軽々と1,000万円を超える年収に到達する

むしろ昇進するメリットが何なのか!? もはやよく分からない・・・

私立大学の将来性

私立大学の将来性

その時々の時流により、私大を取り巻く環境は大きく変わるが、志願者数は大学の将来性を考える上での重要なポイントだ!!

ちなみに2019年のベスト5は、1位:近畿大学(138,306人)、2位:法政大学(115,447人)、早稲田大学(111,338)、明治大学(111,304)、東洋大学(110,813)となっており、いずれも10万人を超えている。

志願者の全容を知りたい方はこちらを参照

AERA dot. (アエラドット)

大学入試も後期日程の入試を残し、終盤に差しかかった。私大を見ると、今年も近畿大が志願者数1位を確定させ、6連覇を達成。難…

もっとも、複数学部同時受験をすると一気に人数がかさ増しされるので、本来的には「実志願者数」で見るべきだが、これはこれで一つの入試戦略としてご理解いただきたい。

志願者の増加の裏には大学改革が影響している!

大学改革を着実に行い、受験生にとって魅力的な教育環境を提供できるかどうかは、生き残りをかける上で重要なポイントだ!

過去の栄光にすがるだけでなく、キャンパス設備刷新、時代の流れに即した教育システム(新学部の設置やグローバル化対応など)、就職実績などなど・・・様々な改革により大学の競争力を担保する姿勢が大学側には求められる。

管理人
ちなみに、日本の私立大学の数は、2019年の時点で592校あるが、上位30校で全志願者の53%を占める(上位100校の場合は80%)

そのため、私大職員と一言で言っても、正直言って下位校にはあまり将来性がない。

もちろん大学経営だけではなく、専門学校なども数多く経営しておりキャッシュリッチな所はあるが、経営環境が非常に厳しい私大が数多く存在している事実はよくよく念頭に入れておくべきだろう!




就職する際に気を付けること

勤務地(全国転勤の有無)

私大職員の魅力の一つに、全国転勤なしというものがあるが、大規模私大の場合は日本全国にキャンパスが複数あるが、基本的にはその全ての箇所で勤務する可能性があることを念頭におく必要がある。

例えば、日大の場合は、国際関係学部が静岡県、工学部が福島県、薬学部が千葉県、法学部が東京都内で勤務をすることになる。

管理人
もし、全国転勤の可能性を少しでも排除したい場合は、首都圏のみにキャンパスを持つ大学を選択することをお勧めする!!

長期休暇と土日の休み

長期休暇について、私大職員(大学職員)は非常に恵まれている。

学生が休みの夏休みの間は、有給休暇が取得しやすいし、お盆あたりに固定で10日~14日程度の連続した休みが組み込まれているケースが多い。

年末年始も10日~14日程度の連続した休みが組み込まれている。

管理人
各大学の休みについては、「大学名 年間カレンダー」など検索すれば、夏休み期間中の閉校期間がヒットする!!

この期間は学生も職員も施設に入れないので、強制的に休みになる。

なお、春休み(2月~3月)は一般入試や新年度の準備があるので、夏に比べると休みは取得しにくいのが通例だ(この辺りは、配属された部署にもよる)

土日が休みかどうかについては、配属部署によって大きく異なるが、最初から完全に週休二日制を選択している大学もあるので、このあたりはホームページで確認しておきたい。

土日勤務がある部署は、教務などの学生と接する機会の多い部署だ。窓口を開けておいたり、説明会を実施したりするために、土日も勤務をする場合が多い。

一方で、総務や人事といった法人系の部署は、最初から週休二日制の場合が多い。

大学の雰囲気

大学職員は、基本的には真面目な優等生がなることが多く、そつなくルール通りに協調性をもって任務を遂行できる人が好まれる。

管理人
教員がメインで、職員はあくまでサポートという構図はどの大学でも共通しており、自分が前面に出て目立ちたいという人には向いていないのでご注意を!!

とはいえ、大学のカラーというものは存在する。

つまり、職員がかなりの部分をリードする大学もあれば、教員がリードをする大学もあるのだ。

また大学全体の雰囲気としても、イケイケの所もあれば保守の色が強いところもある(保守の例は、中央、立教、専修など)。

例えば、マグロで有名な近畿大学は、イケイケな部類に入るだろう。

管理人
当然こういう大学では、職員も主体性をもって改革にチャレンジする姿勢が求められる!!

全体のトレンドとしては、新設学部の設立、海外プログラムの充実、ブランド力の強化など教職員一丸となって、大学改革を推進する必要があるため、単なる事務職員として就職するという意識ではこれからの大学職員としてはやっていけないだろう!!




私大職員(大学職員)になる方法

私大職員へのハードルは非常に高い!

管理人
そもそもの採用人数が少ないこともあるが、上位校になると倍率は数百倍を軽く超える激戦になるのは覚悟しておきたい

なお、内定者数の内一定数をあらかじめ母校から採用すると決めている大学もあるので、まず母校を受けることをお勧めする。

上位校になればなるほど母校出身者の割合は高くなる傾向にあるので、その点は念頭において欲しい。

新卒の場合

志望先の大学がワンデーインターンなどを主催している場合があれば、積極的に参加をして欲しい。

管理人
もしワンデーインターンに参加が出来ない場合は、自分の大学が主催するイベントスタッフなどに応募をすると良い!!

例えば、オープンキャンパス、入試、その他大学が主催するイベントのスタッフ(有給・無給両方)があるが、職員と一緒に仕事をするよい機会になるので、職員の働き方や、面白さ等を知ることができる。

※上記イベントは現在はオンライン型で行われることも多いので、大学のHPをよく確認しよう!!

当然、このような経験はエントリーシートのネタとしても大いに活用できる!!

最近は、どの大学も国際化(グローバル化)に力を入れており、英語力の高い学生、海外留学経験、大学主催の国際系イベントで活躍してきた学生は評価されやすい。

大学が好みやすい採用者の傾向としては、真面目さ、協調性、コミュニケーション能力、業務の改善意欲などがあげられる。

大学職員は、想像以上に色んな人と一緒に働く、あるいは対応しなければならないので(例えば、教員、学生、保護者、外部団体、OB組織)、誰かとは合うが誰かとは合わないという人には勤まらないのだ。

管理人
目立った色は必要ないが、だれとでもそつなくやり取りができる人は好まれる傾向にある!!

専門職ではなく、総合職なので、どの部署に行ってもそつなく対応できる人も求められる。

要は、総合的なバランス力が要求されるのだ!!

既卒の場合

既卒の場合は、新卒の場合と異なり専門性が求められる。

そのため初期配属のほとんどが前職となんらかの関係がある部署になることが多い。

大学という所は肩書を非常に重視する組織でもあるため、内定を得るために重要なことは、前職が社会的に信頼されるの値する勤務先かどうかという点が、大きなポイントだ。

そのため、前職が大企業や有名企業の場合は、当然有利になる。

管理人
それから採用者の学歴は、志望大学と同等か少し高い程度に収まる場合が多い!!

ただし、偏差値的に下位の大学になると、自大よりも高い偏差値の大学出身者の採用が中心になる。

既卒の場合も、出身大学のOBである場合は有利だ。なので、もし自分の母校が中途で職員を募集していたら、積極的に応募をしてほしい。

大学職員に採用されやすい業界

ここで大学職員に採用されやすい業界をお伝えしよう!!

既卒者限定の情報になるが、もしもあなたが「特定の業界出身者の場合」は、内定が取れる可能性が非常に高いので、是非とも以下の記事をご確認いただきたい。

俺の転職活動塾!

大学職員(私大職員)に中途採用されやすい業界出身者ランキング!! 不況に強い、高給、休みが多い、転勤なし、ノルマなしとあ…

大学業界が現在置かれている状況を踏まえて、どのような業界出身者を採用したいのか!?その理由と併せて解説しているので、参考にしてほしい。

まとめ

私大職員は待遇に恵まれている。

管理人
特に偏差値ランキングの上位校については、民間企業も含め、これ以上の待遇(仕事の繁忙具合なども総合的に含めて)は考えられない!!

※新型コロナウイルスの影響で大学業界は、かつてない環境変化にさらされているが、私大職員のボーナス含め給与が減額された話はほとんど聞かない(そんな簡単に大学の給与規程を覆すことはできない)!!

ただし、仕事的には少々退屈に思う人や、もっと刺激が欲しいと思う人もいるかもしれない。

価値観は様々だが、そういった人は、総合商社やベンチャー企業を目指すと良い。

とにかく私大職員はプライベートと仕事のバランスを重視し、安定的かつ高収入の生活環境を手に入れたい人にはお勧めだ!

ただし、それは就職偏差値ランキングの上位校に限る!!

管理人
最後に繰り返しになるが、私大職員への就職を目指す人は以下のエージェントがおすすめだ!!

登録・利用は無料!!

※私大職員の攻略においては「リクルート」ではなく「マイナビ」の活用が必須!!

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本ブログ:俺の転職活動塾!では私大職員に限らず数々の有力情報を発信している!!

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