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【2020年版】国内MBAの難易度ランキングと卒業後のキャリアについて解説するぞ!!

【2020年版】国内MBAの難易度ランキングと卒業後のキャリアについて解説するぞ!!

MBA(Master of Business Administration)は資格と勘違いされがちですが、学位(修士課程)です。

経営修士(けいえいしゅうし、Master of Business Administration、MBA)は、経営学を修めたものに対して授与されることのある学位である。 英米圏においては実務経験(AMBAは3年と規定)を有する社会人を対象としたマネジメントプログラムを提供するビジネススクール(経営大学院)、日本においては大学院(修士課程または専門職学位課程)が、これを授与する。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E5%AD%A6%E4%BF%AE%E5%A3%AB

ファイナンス(管理会計・財務会計)、経営戦略、組織論、マーケティング、経営学、統計学など経営全般に関する知識を体系的に学びます。

それに加えて、世界中から集まる優秀なビジネスマンと一緒に学ぶことで、人脈を形成することができます。

昔のイメージでいうとアメリカのトップ大学(アイビーリーグ)に行くイメージが強いですが、最近は働きながら日本国内でMBAを取得する夜間コースが人気になっています。

理由としては、海外MBAに個人で行こうと思った場合、卒業までに1,500万~2,000万円程度の授業料がかかること、コストの問題から海外MBA派遣制度が維持できない企業が増えてきたからです。

実際、個人で海外MBAに挑戦しようと思った場合、莫大な費用が必要になることはもちろん、会社を辞める必要もあり、リスクは高いです。

※このご時世、企業派遣で海外MBAに行ける人はほんの一握りです。

そのため、働きながら勉強できる国内MBAが人気となっています。

この記事では、国内MBAを取得することで、転職にどのような影響があるのか、また社内の出世においてどのような意味があるのかを考えてみたいと思います。

まずは、国内のMBAスクールとその難易度をランキング形式で見てみましょう!!




国内MBAの難易度ランキング

国内MBAの難易度ランキング

※★マークは国際認証(AACSB)取得校

Sランク 

慶応★ 早稲田

Aランク

国際大一橋、京大、東大、神戸、横国、首都大、筑波

Bランク

名古屋商科立命館アジア太平洋同志社、明治、立教、青学、中央、法政、東北、九大

Cランク

その他

ランキングの全体解説

✔国際認証の取得有無が、世界に通用するMBAスクールという意味で重要。 国際認証の中でもAACSBが最も権威ある認証で、国内では慶應大学、早稲田大学、国際大学、名古屋商科大学、立命館アジア太平洋大学の5校のみが取得している。この5校は世界レベルのMBAの質が担保されている。

✔国際大学は、国内での認知度は低いが、学生の半分以上が留学生で構成される、知る人ぞ知る超グローバルなMBAスクール。世界各国から派遣される政府職員、国費留学生などで構成される国内屈指の優良校だ。所在地が新潟県南魚沼市になければ、Sランクの実力。

✔国内MBAの倍率は重要。ただし、国立大学など元々の定員が少ない所もあり、単に倍率が高いので人気があると考えるのは軽率⇒ 早稲田MBAなど、数百人単位で募集しているにも関わらず、2-3倍の倍率を維持している所は真の意味で人気と実力があると言える。また、OB・人脈という意味でも将来的な発展が見込める。

✔留学生比率、世界の有名MBAスクールとどれくらい協定を結んでいるかが重要 ⇒つまり交換留学のチャンスが増える。交換留学先のMBAスクールのランクを見れば、おおよそ世界がその大学をどう評価しているかが分かる。この点、慶応・早稲田はハッキリ言って最強!! 冒頭にも述べたが、海外MBAスクールに半年でも留学すれば本来は500万円ほどかかる。これが協定校の留学制度を使えば、在籍大学への授業料のみで済むため、大変お得な制度だ!!

✔大学自体の社会的な知名度、難易度を考慮 ⇒残念ながらいくら教育の中身が良くても、大学自体が無名の場合は普通の人は知らないし、評価に結びつきづらい。卒業後に転職活動をする時に、この意味はよく分かるだろう。名古屋商科大学は、国内MBAとしては素晴らしいが、一般人は知らないのが現実。

✔授業料は、国立・私立で大きく異なる ⇒当然国立の方が安い。ただし、国立のMBAスクールは一部を除いて、正直、経営学部の延長だ。現に国立でAACSBを含む国際認証を取得しているMBAスクールはない。

✔企業が集まる大都市圏に立地していることが重要 ⇒企業派遣者の多さや、仕事帰りの通学が可能になるため、学生の質が担保される。先ほども述べたが、国際大学や立命館アジア太平洋大学は、教育の質は良いが立地が難点。※別府自体は最高の場所だけど。

国内MBAのキャリア:転職に有利? 不利?

国内MBA取得後のキャリアを考えるときは、外資系企業と日系企業の2つに分けて考える必要があります。

まずは、外資系企業のケースからみて行きましょう。

外資系企業の場合

外資系企業の社長や幹部の学歴を見ると、MBAを保有している人が非常に多いです。

海外では日本以上に学歴社会であるため、MBAを保有していることは、採用や出世において大きなメリットがあり、外資系企業で管理職(マネージャー・ダイレクター)や経営層(トップ)を目指す場合、MBAの保有は確実に有利に働きます。

採用においても、書類選考の通過率は格段にあがりますし、実際の求人票にもMBA保有者歓迎と書いてあることがよくあります。

ただし、採用面接の際は、単にMBAを持っているから採用になるほど甘くはなく、大原則は実務経験・スキルが会社の求める基準を満たしていることが重要です。

それが満たされていない場合は、MBAを持っていても普通に不採用になりますし、運用良く採用されても、パフォーマンスが発揮できなければ、あっさりとクビになる可能もあります。

ですので、やはりまずは「職務経験&ベースの実力」が絶対条件です。

MBAはその上での+αという理解にとどめておいたほうが良いでしょう!!

国内企業の場合

日本企業の場合は、予想通りといいますか、MBAなにそれ!?ってところがまだまだ多いです。

私の体感的なイメージでは、採用の段階で90%以上の会社はMBA保有者を意識しておらず、MBAそのものについても、正しい理解がされていないように感じます。

※大企業になればなるほど、MBAに対する理解は高く・・・中小企業ほど「なにそれ?」の割合が高まります。

MBAを軸とした転職活動の成功の秘訣は、やみくもにエントリーするのではなく、MBA派遣制度を持っている会社を選んで応募することです。これにより、内定の確率が上がります。

MBA派遣制度がある会社は、少なくともMBAに意味があると考えているので、制度を維持しています!! 

以下に、主要な日本企業でMBA派遣制度のある会社を調べてみました。あなたも自分が転職を希望する会社が、MBA派遣制度を持っているか調べてみましょう。

銀行:三菱東京UFJ、みずほ銀行、三井住友銀行

総合商社:三井物産、住友商事、(伊藤忠商事、三井物産は短期)

電機メーカー:パナソニック、日立製作所、キャノン、三菱電機

食品メーカー:JT、味の素

MBA派遣制度を持っている日本企業は、日本を代表する会社が多いです。

海外、いや国内MBAといえども・・・莫大な費用がかかりますし、対象社員の数年分の給料も補償しなければらなず、企業体力のある会社でない限り維持することが難しいのです。

これらの大手企業でも外資系企業と同様に、MBA保有者だから採用しようということにはなりません。

やはり職務経験&実力があって初めて評価されます!!

加えて、その会社の人事制度によりますが、MBA留学をしている期間(1年~2年)の間はブランク期間として扱われますので、その分の社会人算入年数が減らされるなど、給与面ではむしろマイナスに作用する可能性があります。

俺の転職活動塾!

今日のテーマは、超大手企業の出世競争の実態についてです! まず、超大手企業にいる人って、超高倍率の就活戦線を勝ち上がって…

MBAと出世の関係は?

外資系企業については、先ほど述べた通り出世には有利に働きますが、日本企業の場合はMBA留学=出世の図式は当てはまりません。

まず、日本企業において企業派遣制度を利用して、MBA留学をした社員のその後の出世動向について考えてみたいと思います。

会社ごとに、MBAに対する位置づけと、選抜方法が異なりますが、選抜されたからと言って全員に出世が確約されているわけでもありません。

一方で、何千万もの費用を投じて海外に派遣する訳ですから、少なくとも幹部候補生を派遣したいという企業の思惑は間違いありません。

しかし、派遣者を選抜する場面で現実的な問題に直面します。

将来の幹部候補生(いわゆるエース級の社員)を数年間現場から離れて留学させると、現場が回らなくなったり、下手をしたら帰国後に退職をする恐れもあるため(多くの会社は帰国後3~5年は退職できないように念書を書かされるが)、必ずしもこれらの人を選抜せず、たまたまタイミング的に行かせられそうな人を派遣する場合があるからです。

あとは語学力がネックになる場合もありますし、何より本人の希望もあります。

会社の中のエリート中のエリートが海外MBAに派遣されるというのは、頻度としては実はそれほど高くないのです。

※むしろ企業派遣より、仕事の後に自分でMBAスクールに通うような人(しかも自腹で)の方が、向上心が高く、その後大きく成長、出世しているケースを見ます。MBAの知識をベースに、ファイナンス部、経営戦略部に異動するということは普通によくあります。ただし、仕事とMBAの両立は本当にしんどいですが。




まとめ

MBAについて考察しましたが、やはり大前提として大切なことは、何のためにMBAを取りたいのかということです。

他の資格試験も同様ですが、単に持っていたら有利だとか、なんとなくという理由で取得している人にとっては、正直、時間とお金の無駄になるのでやめたおいたほうが良いと思います。

キャリアアップどころか、キャリアダウンにもつながりかねません。

個人的には、今の日本の流れを見る限り、将来的に外資系でトップに上り詰めたい人は、海外のMBAに挑戦する。

日本企業で将来経営を担いたい場合は、国内MBAで働きながら学ぶのが良いのではないかと思います。

ちなみに、国内MBAで学ぶ際の最大のメリットは日本語で学べる点です。

正直、経営戦略やファイナンスの専門知識をわざわざ英語で学ぶ意味を、私はあまり見い出せません。

また国内MBAの方が日本企業や日本をベースにした知識をインプットするので、日本企業で頑張りたいって人にはその方が適していると思います。

いずれにせよ、自分のキャリアの中でMBAを使ってどうしたいのか、本当にMBAがそれをかなえることができるのか、多角的に調べたうえで、必要に応じて取得する必要があると思います。

例えば将来中国で商売をしたいという人が、中国のMBAスクール行って現地のビジネスと人脈を形成するというのは合理的な行動です。

自分の将来的なキャリアをよく考えたうえで、最適なMBAスクールを選択しましょう!!

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