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  1. 就職偏差値ランキング

通信・携帯キャリア業界の就職偏差値ランキングを解説するぞ!!

通信・携帯キャリア業界の就職偏差値ランキングを解説するぞ!!

通信業界は、我々の生活において情報インフラを支えているなくてはならない業界だ。

通信業界を大きく分類すると①携帯やスマートフォンなどの「移動通信」と、②光回線(インターネット)などの「固定通信」の2つに分けることが出来る。

管理人
この業界の最大の特徴は、新規参入のハードルが非常に高いところだ!!

参入障壁の高い業界としては、この他にも「電力業界」や「テレビ業界」などが挙げられるが、この通信業界もそれに該当する。

管理人
そのため事業が安定しており、不況には非常に強い!!

通信業界は、もともとが国営事業で、1985年まで日本電信電話公社(現在のNTT)が情報通信インフラの中核を担ってきた歴史がある。

従い、この業界内におけるNTTの存在感&規模感は絶大で、通信事業のインフラは今現在もNTTが全て掌握しているといっても過言ではない。

NTTグループってそんなに凄いの?と思う人もいるかもしれないが「はい、はいっきりいって凄いです!!」

どれくらい凄いかって!?

管理人
時価総額でいうと、国内の2位と3位を独占していると言えば、ご納得いただけるだろうか!?

1位は、おなじみのトヨタ自動車だが、実は2位がNTTドコモ、3位がNTT本体となっているのだ。

※時価総額は過去一時点のデータであり、常に変動している。

つまり、単に情報・通信という枠組みだけではなく、日本全体を代表する主要企業でもある訳だ!!

管理人
ちなにみ、ソフトバンク、KDDIなどこの業界のキープレイヤー達も、軒並み時価総額ランキング上位の常連だ!!

通信業界は、元々は固定電話が主流であったが、その後インターネットが普及したり、携帯(スマートフォン)が普及したりで、業界のビジネスモデルは幾度となく変化してきた。

管理人
直近の大きな変化は何と言っても5Gだ!!

5Gの通信は、超高速、超低遅延、大容量、多数同時接続といった特徴を持ち、自動車、医療、セキュリティー、流通、交通など様々な業界とのビジネスコラボレーションが可能になり、将来的には数多くのビジネスチャンスが生まれるだろう。

そして、そのビジネスコラボレーションの中核を担うのが、通信業界の各プレイヤー達だ!!

通信業界だけに限らず、各業界のプレイヤー達も、5Gをどれだけ上手く活用できるかによって、これからの競争の行方を左右するだろう!!

管理人
なお、5Gに関しては、総務省が作成した以下のスライドが非常に理解しやすいのでお勧め!!

★5Gの説明(総務省)

前置きはこれくらいにしてまずは就職偏差値ランキングをご覧あれ!!

管理人
なお、情報・通信を含むIT業界を目指す人は、IT業界専門のエージェントを利用することをおすすめする!!

登録・利用は無料!!

通信・携帯キャリアを目指すエージェント

中途採用
マイナビエージェント

新卒採用
新卒エージェント

※新卒で就活エージェントを利用したことがない人は、以下を参照してほしい。

俺の転職活動塾!

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通信・携帯キャリア業界の就職偏差値ランキング

通信
【72】NTT東日本
【70】NTT西日本
【56】オプテージ
【52】中部テレコミュニケーション
【50】QTnet アルテリア・ネットワークス
【49】エネルギア・コミュニケーションズ、STNet

携帯キャリア
【72】NTTドコモ
【68】KDDI
【66】ソフトバンク

【60】楽天モバイル
【59】オプテージ (mineo)
UQコミュニケーションズ(UQモバイル)

【58】NTTコミュニケーションズ(OCNモバイルONE)
【57】インターネットイニシアティブ(IIJmio)
【56】ビッグローブ (BIGLOBEモバイル)
【55】イオンモバイル LINEモバイル
【53】DMM mobile BIC SIM
【52】トーンモバイル
【51】日本通信(bモバイル)
【番外】沖縄セルラー電話

通信・携帯キャリア業界の平均年収と儲けの仕組み

通信業界の平均年収

通信業界の平均年収は、国内でもトップクラス。NTT東日本、西日本、KDDIの平均年収は40代前半で900万円以上と高い水準で推移。

ソフトバンクがこれに続いて、733万円(39.3歳)となっている。

大卒総合職の場合は、40代前半で管理職に昇進すると1,200~1,300万円ほどに到達する。

通信業界の儲かる仕組み

通信業界に関しては、事実上2社の独占体制ともいえる状況だ。

光回線のシェアでいうと2019年9月時点で、NTT(東・西)のシェアは66.1%、KDDIが12.6%とこの2社だけで業界内シェアの約8割を保有する。

管理人
このベースインフラを握っている時点で、NTTが俄然有利なわけで、他社の新規参入はほぼ不可能な状況だ!!

NTTは自前の光回線のことを「フレッツ光」と命名し、自社販売してきたが、希望する全ての事業者に卸売りをする「光コラボ」というサービスを開始している。

「卸売り」つまり「間に卸店が入る」ことにより、卸店の先の顧客にフレッツ光サービスが行き届くようになるため、これまで以上に新規顧客の獲得が可能になる。

これにより、コスト削減と、新規顧客の獲得の両方が可能になり、ますますの業績拡大が期待できる!!

携帯キャリア業界の平均年収

携帯キャリア業界の平均年収も798万円(40歳)と平均の604万円を大きく引き離している。

NTT、KDDIあたりに就職できれば40前後で900万~1,000万円近い年収に到達する。

こちらも大卒総合職で、40代前半で管理職に昇進すると年収は1200万円~1300万円に到達する。

携帯キャリア業界の儲かる仕組み

携帯電話に関して、日本の携帯料金は海外に比べて料金が高いという声もあれば、管理料金や高いサービスが提供されているので、妥当という両方の意見があるが、各社の決算資料を見る限り、儲け過ぎているのは一目瞭然である。

携帯というのは、一度契約してしまえば、毎月確実にキャッシュが携帯会社に振り込まれる仕組みになっており、新規で顧客を獲得すれば獲得するほど儲かる構造になっている。

管理人
これを私は、年貢ビジネスと呼んでいるが、このパターンの商売はめちゃくちゃ儲かる!!

その他の年貢ビジネスの例としては、鉄道、電力、たばこなどがあげられる。

これらのビジネスモデルは、総じて利益率が高く、独占されていることから、事業内容が安定している特徴がある。

就職偏差値ランキング上位企業

NTT東&西日本

売上高11兆8,798億円、当期純利益8,545億円の元国営巨大企業。

NTT東と西で管轄エリアが分かれている。

管理人
通信業界ではNTTの一強で、光回線のシェア約7割保有とその存在感は圧倒的だ!!

光回線の卸サービス「光コラボ」を主軸に、新規顧客の獲得を展開している。

元国営ということもあり、情報・通信分野のベースインフラを完全掌握しており、経営の安定感は折り紙付き。

子会社のNTTドコモは、親会社であるNTT本体よりも時価総額が高い「親子逆転現象」が起こっている。

管理人
NTTにはグループ会社が多数あるが、いずれも超優良企業ばかりだ!!

どの会社に就職しても、安定感と高収入が期待できる。

<NTTグループ会社一覧:採用>

学歴フィルターはあるもののMARCHレベルでも十分内定がとれるのでお勧めだ。

NTTグループの平均年収は911万円(41.3歳)と非常に高い。

なお、この年収は高卒者も含むため、大卒総合職の場合は、これに+150~200万円が目安。

NTTドコモ

売上高4兆8,408億円、当期純利益6,636億円とエグイぐらい儲けている会社。

国内の契約件数は38.5%と業界1位。

管理人
時価総額は、トヨタ自動車に次ぐ国内2位と、親会社のNTTよりも時価総額が高いことは有名だ!!

NTTドコモは、ここ5年間の売上高は微増に留まるなど高止まりが顕著であるが、より儲かる方向にビジネスモデルを転換してきている。

その一方で、2019年の秋に施行された、総務省令の改正で、携帯解約料金の上限が1000円に引き下げられたことを受け、利用者の乗り換えハードルが一気に下がった。

楽天モバイル、ヤフーモバイル、UQモバイル、といったいわゆる格安携帯が業界に参入してきており、一層の競争激化が予想される。

この会社もMARCHレベルでも十分狙えるが、難易度は非常に高いので悪しからず。

平均年収は親会社のNTTとなんら遜色ない872万円(40.2歳)となっている。

KDDI

売上高5兆803億円、当期純利益6,176億円とこちらもメチャクチャ儲かっている。

国内契約件数シェア27.6%と業界2位。

管理人
唯一NTTに対抗できるのがこのKDDIで、国内時価総額ランキング堂々の第8位だ!!

意外に知られていないかもしれないが・・・実は元々は国営企業で、国際電話サービスを専門に事業展開をしていた。

しかし、事業が上手くいかなく赤字になり、電電公社(旧NTT)から分離した所をトヨタと京セラに助けられ安定したビジネスを築くことに成功した。

管理人
そのため、トヨタと京セラが10数%の株を保有する筆頭株主になっている!!

自前で保有している「auひかり」の拡大に加え、スマホと固定回線のセット割引「auスマートバリュー」を武器に顧客開拓を進めている。

傘下にUQコミュニケーションズ、ビッグローブなどがあり、格安携帯競争に打ち勝つ構えだ。

平均年収は952万円(42.5歳)と業界屈指の好待遇でも知られる。

ソフトバンク

売上高3兆7,463億円、当期純利益4,307億円(携帯事業のみ)とこちらも本業ではしっかり儲けている。

国内契約件数シェア22.3%と業界3位。

旧ソフトバンクモバイルが、BBテレコム、ワイモバイルを吸収して現在に至るが、本業は非常に高収益。

管理人
本業で儲けたキャッシュをM&Aなどに投入し、多角化を推し進める戦略でガンガン成長してきた!!

創業者の孫正義は、ベンチャー時代のアリババ(中国)に目を付け投資➡大成功したことから投資の神様と称賛を浴びた。

それに気をよくしたのか、ソフトバンク・ビジョン・ファンドを設立し、ソフトバンクは投資会社に変貌。

その後の展開は、みんなが知る通り、2020年3月期の通期業績予想は1兆3,500億円の営業赤字の見通しに。

成功すれば巨額の利益が入るが、失敗すればこのように大ダメージ必須のビジネスモデルには賛否が多い。

管理人
欲をかいたと言えば、それまでだが、本業の携帯事業が堅調だっただけに残念である

それでも、2020年4月中旬時点のソフトバンクグループの時価総額は、国内第4位となっている。

平均年収は733万円(39.3歳)の実績。

楽天モバイル

ご存じ、ECサイトを運営する「楽天」が運営する携帯事業会社。

国内では大手3社が約9割のシェアを保有する状況となっているが、楽天モバイルのその残り1割のMVNO(仮想移動体通信事業)セグメントで1位の会社だ。

管理人
MVNOと聞くとなんだか難しそうに感じるかもしれないが、要は「格安携帯」と考えて欲しい!!

MVNOとは?

MVNOとは、他社から無線通信インフラを借り受けて、音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業者のことを指します。キャリアは通信施設や端末、各種サービスの開発、そして全国に展開するショップなど膨大なコストをかけてきました。一方で、MVNOではこれらの費用がかかりません。ユーザ数に応じて必要なぶんだけネットワークを借りるため、小回りの効く経営が可能です。そのため料金を安く設定できるんです。

出所:https://mobile.rakuten.co.jp/article/welcome/mvno/ より必要箇所を抜粋。

データ通信量の上限がないプランを月額2980円(税別)で提供することを発表すると同時に、300万人を対象に1年間無料にするなど本気でこの市場のシェアを確保しようとしている。

※その後の楽天の顛末については、今後追記します。

なお、MVNOセグメントのシェアは以下の通り。

MVNOセグメントのTop10社

1位・・・・楽天モバイル / シェア25.1%
2位・・・・mineo / シェア12.7%
3位・・・・UQ mobile / シェア10.7%
4位・・・・OCNモバイルONE / シェア8.4%
5位・・・・IIJmio / シェア6.7%
6位・・・・BIGLOBEモバイル / シェア5.7%
7位・・・・イオンモバイル / シェア5.4%
8位・・・・LINEモバイル / シェア4.9%
9位・・・・DMM mobile / シェア3.5%
10位・・・BIC SIM / シェア1.8%

出所:MMD研究所「2019年3月格安SIMサービスの利用動向調査」

まとめ

この業界は長らく、国の規制により守られてきたが、5Gや「総務省令の改正」に伴い、途中解約の違約金上限が1000円に引き下げられるなど、ゲームチェンジを引き起こす条件が整いつつある。

これをチャンスとばかりに新しい企業が、続々参入しているが、既存の大手企業の力はハッキリ言ってけた外れに強く、その差は子供と大人以上の差がある!!

管理人
これを切り崩すのは正直言って、並大抵のことではないし、彼らだって黙ってやられる訳はない!!

そうはいっても、一般庶民からすると、通信費用・携帯料金が安くなるのは大歓迎なので、新規参入組には是非とも頑張って欲しいところだ!!

管理人
最後に繰り返しになるが、情報・通信を含むIT業界を目指す人は、IT業界専門のエージェントを利用することをおすすめする!!

登録・利用は無料!!

不況で市場から求人が消滅する前に、早めに動くことをお勧めする!!

おすすめエージェント

通信・携帯キャリアを目指すエージェント

中途採用
マイナビエージェント

新卒採用
新卒エージェント

※新卒で就活エージェントを利用したことがない人は、以下を参照してほしい。

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