【永久保存版】大企業子会社の年収は!?就職するメリット&デメリットとおすすめの会社を紹介するぞ!!
中には、絶対に子会社にだけは就職したくない、という人もいるかもしれないが、結論から申し上げると、筆者は子会社への就職には大賛成だ!!
この記事では、大企業の子会社への就職・転職活動を視野に入れている人に対し、様々な角度から考察を加えながら、そのメリット・デメリットに迫りたい。
※子会社には「完全子会社」「孫会社」「連結子会社」「兄弟会社」「特例子会社」など種類があるが、全部理解する必要はない。
子会社を一言で表現すると「親会社の支配下に置かれている会社」と言える。
こう表現されると、あまり良い印象を抱かないかもしれないが、あくまで法律上の定義なのでご容赦頂きたい。
親会社は議決権のある子会社株の50%超を保有している(40%以上でも実質支配の場合は子会社になる)ことが条件になり、「経営方針決定」「資金の工面」「役員の派遣」などをもって支配下に置かれていると定義付けられる。
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大企業・子会社の年収と仕事内容
世の中には、実にたくさんの大企業・子会社が存在する。
大企業であれば1社あたり平均20社の子会社を保有しているし、多い会社であれば1,000社以上の子会社を保有している。
子会社の年収はいくらなのか?
そういう質問をよく聞くが、正直な話、子会社のある場所(地域)、親会社の持ち株比率、業務内容など様々な要件から算出されるため、〇〇万円です!!というのはあまりにも乱暴だ。
親会社の年収を100%とした場合の子会社の給与水準
① 80%以上➡超優良
② 60%~80%未満➡優良
③ 50%~60%未満➡普通
④ それ以下➡待遇は悪い
この子会社の給与水準表から一つ言えることがある!!
NTTドコモのように、親会社のNTTと同格の時価総額を誇る超優良企業会社であっても、上記の数値は94.3%(NTTドコモ869万円/NTT922万円)となる。
それだけ親会社の年収を超えるということは、レア中のレアケースなのだ!!
親会社と子会社の仕事内容を一言で言うと
①親会社は全体の戦略を立案・計画
②子会社は親会社の立てた戦略・計画の実行
と切り分けられる場合が多い。
冒頭で「子会社は親会社の支配下に置かれている会社」と述べたが、要は親会社の良きサポート役としてグループ全体の利益を向上させることがミッションになる。
上記にはあくまで原則論であり、子会社であっても子会社内の戦略を立案・計画・実行に移している所もある。
ここまで読んで「?」と思った人もいるだろう!!
大企業・子会社ってメリットなくない・・・!?
大企業・子会社に就職するメリット
大企業・子会社に就職するメリットは多数存在するので順番に説明する!!
1.採用時の倍率が低い
超大手企業の入社倍率は、下手をすると1000倍に到達するケースがあり、100倍など当たり前の世界である。
学歴フィルターがバキバキに効いているケースもあり、入社難易度が非常に高い。
一方で、大企業・子会社の場合は多くても数十倍の倍率で入社できることも多く、穴場な会社が数多く存在する。
世の中には優良な中小企業も数多く存在するが、情報量が限られるため、優良企業を見分けることが難しいのが難点だ。
大企業の子会社であればある程度の情報開示・質が担保されているので、相対的に失敗する可能性が低いこともメリットとしてあげられる。
2.ビジネスモデルが安定している
大企業が上についているので、ビジネスモデルが完全に出来上がっているパターンが多い。
メーカーなどで販売会社を子会社化しているケースがあるが、親会社の圧倒的なブランドがあるので、そこらへんの訳の分からない商品を売るよりも、はるかに仕事が楽で安定しているケースが多い。
親会社がバックについていない場合は、乏しい資金力で開発・製造した商品を、乏しい企業ブランドで販売せざるを得ないケースもあり、苦戦を強いられる。
こういった点も大企業・子会社の大きな強みとなる。
3.最新勤務形態の導入
例えば、コロナウイルス感染防止の観点で、大企業ではリモートワークが当たり前になっていると思うが、中小企業ではインフラ整備に二の足を踏むところが実に多い。
大企業・子会社の場合は、こういった最新の勤務形態もいち早く導入がなされる。
フレックスタイムの導入なども、大企業では当たり前の話だと思うが、中小企業や地方の企業ではまだまだ導入がなされていない所が多い。
こういう所も、大企業子会社ならではのメリットである。
4.残業が少なく、離職率も低い
というのも、親会社(主に本社)のやっている仕事(経営戦略、計画立案など)には面倒くさいものが多い。
全体戦略の立案など、仕事をしたことのある人はお分かりかもしれないが、途方もない時間をかけて資料を作成しており、月に100時間の残業が常態化している。
それだけ重要な仕事と言えば重要な仕事なのかもしれないが、大企業は人も多く、社内の調整を行うにも精神をすり減らし、面倒なものが多い。
前向きに割り切って考えると、大企業・子会社は親会社の方針に従っておけば良く、先に述べたようにビジネスモデルも確立していることから、やることが明確になっているケースが多い。
※ただし大企業・子会社でも経営戦略部などの中核部署は残業は多いことは念頭に入れておきたい。
一般的には、大企業と比較して残業時間は少ないし、離職率も低い傾向にあるのは事実だ。
5.コンプライアンスがしっかりしている
大企業はコンプライアンスには非常に厳しい。
特に上場している会社は「労働基準法」を遵守しなければならず、あまりにもそれがヒドく、改善が見られない場合は、最悪は上場廃止になる可能性がある。
当然ながら、子会社も含めて適切にコンプライアンスを遵守する必要がある!!
大企業の中にもブラックな要素を持つ会社も存在するが、スタートアップのベンチャーや個人経営の中小企業と比較すると、仕組みや制度がしっかりしている会社がほとんどだ。
6.転勤の必要がない
メリットの中で特に素晴らしいのが、この項目である。
大企業・親会社の場合は、日本全国に事業所があり、総合職の場合は全国転勤がある。
全国転勤は、ライフプランの設計にとって非常に厄介な存在だ。転勤が好きで好きでたまらないという人は、転勤アリの会社を選べばよいが、今のご時世、全国転勤は離職の要因につながるなど、大きなネックとなる。
こういう点もあり、子会社の離職率は低めに抑えられている。
7.地元に就職する場合は特におすすめ
地方の場合、首都圏のように企業がたくさんあるわけではなく、特定の企業にのみ人気が集中する。
電力会社、地方銀行、地方公務員(市役所、県庁)などがこれに該当するが、それ以外の選択肢として是非、大企業・子会社を検討してほしい。
地元で一番大きい民間企業とも引けを取らない好待遇なケースが多いし、先に述べた通り、様々なベネフィットが得られる。
おすすめの大企業・子会社
1.財閥系子会社を選ぶ
一般的に「三菱」「三井」「住友」を3大財閥と呼び、各財閥内のには日本を代表する名門企業が数多く存在する。
財閥企業は歴史が深く、母体がしっかりしているため、ビジネスモデルが盤石で、好待遇の会社の宝庫である。
また、何か問題が発生した場合は、財閥内で相互に助け合い、仕事を安定的に受発注するため、仮に赤字になったとしても倒産する心配が少ない。
以下、各財閥の中核企業をご紹介する。
迷った場合は、これらの会社の子会社を選択しておけば、まず間違いはないだろう。
2.親会社が好待遇の子会社を選ぶ
先にも述べたように、子会社の待遇は、原則として親会社の待遇を超えることは無い。
なので可能な限り、親会社の待遇が良いところを選択することをお勧めする。
親会社の年収が1000万なら子会社の年収は700万円といった感じで、親会社の年収が700万の場合は、どうあがいてもそれ以上の待遇は期待できない。
高い給料・福利厚生を従業員に提供するには、その原資となるお金がないと、それを捻出できないからだ。
ここで注意が必要なのは、例えばコンサルティング会社、投資銀行などは、年収が高いことで有名だが、子会社の数が皆無なので、就職するのが難しい。
従い、なるべく好待遇で、子会社をたくさん持つ会社が狙い目となる。
これらを踏まえると、筆者のお勧めは以下の会社の子会社に就職することである。
※参考までに親会社の就職難易度/業界理解についてもリンクを貼っておくので興味のある人は確認してほしい。
お勧め子会社:親会社一覧
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以上、この親会社の子会社に就職しておけば間違いないというところを記載したので、就職活動、転職活動の参考にしていただきたい。
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※転職エージェントの活用方法・裏技を知りたい人は、以下の記事をご参考に。
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